moongoloidのブログ
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旅日和002

午前、四国の佐賀県までは岡山から車で曇り空で霧の中を瀬戸大橋を渡った。
与島PAから辛うじて見える島々とそれにかかる橋の鉄筋の対比が良かった。
信仰の島の気配を感じながら気になる寺や神社の間を迷いながら庭園美術館に着く頃には晴れわたった。
庭園美術館の裏にある石工房に様々な種類の石が形になるのを待ってるような感じだった。
石という強固な物質に色々思いと意志を込めることで、石の周りの空間大きくなって見えてくる。
撮影しようする思いさえなくなる。
その夜は近所の山の旅館に泊まった。
翌日、彫り師のダイセイさんに色々な話をしながら、うどんをおごってもらう。
何カ所のお寺を巡りながら、佐賀県からみる本州をみたりしながら、
瀬戸大橋で岡山に戻る。
なぜかスピード感がある現実の時間軸に引き戻すタイムマシンな橋に感じた。
石と鉄が伝えてくれる世界が移動の中で、心地よいイメージが頭に襲ってくる。

岡山でお世話になったヒデ君はcotanというナチュラル食品をメインにお店をやってる。
http://themarket.co.jp/cotan/index.html
ここまでストイックな品揃えは全国でも珍しくすばらしい。
看板から値札にチラシまで全部に手書きで熱い彼の意志が伝わってくる。
そんな彼の住処は築100年近いそのままの木造で居心地は最高でした。

旅日和001

2ヶ月ぶりの更新ですっかり季節も変わり、今日は夏日和でした。
なんだか書くことなかった訳でなく、ダラダラでしてた訳でもなく、
考えてることを思ってることを文字に変換するのが面倒くさかったのです。

先週、岡山・四国に行ってきました。
なぜか岡山の友人が多く、何年も前から呼ばれてたのですが、今年に入り色々な偶然が重なり、
2ヶ月前に行く決心をして仕事の都合と重ねて時期を調整しながら、GW明けの旅行計画を立て、
ついに辿り着きました。
旅はその場所の時間のながれに身にまかせるタイプなので、
旅行計画はイサム・ノグチ庭園美術館と友人との再会の2つだけでしたが、
5年ぶりの再会に、発見に、出会いにほんと楽しいつかの間の濃密な6日間の旅でした。

前半は3年ごしのイサム・ノグチ庭園美術館に行く以外は、時間の流れに委ねながら
一人でゆったり佐賀県のお寺巡りをしながら、行き当たりばったりしてました。
今思い返してみると、普段身についてる時間軸が崩れていき心地よかったのは、
目的のイサム・ノグチ庭園美術館があまりに素晴らしかったからだと、あとから気づきました。
何冊か画集をみたり、NYの美術館でもみたりしていたののですが、次元が違っていました。
場所は四国の香川県の牟礼という周りは山と空と海に囲まれた自然の中に溶け込んでいました。
1969年から20年余りアトリエと住居を構えて製作していた場所を庭園美術館したので、
酒蔵を移築したというアトリエの黒っぽい土壁など伝統の重みが残ったままの中に、
時間から解放されたスケール大きな石の彫刻の造形が、自然に飲み込まれず離反せず対峙している。
石の奥に潜む造形美が静かに悠然とひっそりとただずむ。
圧巻だったのは、住居の裏の庭が完璧な完成度のまま残ってることでした。

そこは宇宙を包み込む庭園でした。

それしか言葉にできない場所でした。
ここに来れて良かった。
そこから、音楽も、視覚も、聴覚も、匂いも、触感も広げてくれる場所でした。
その場所から人間の可能性の奥の奥の方に連れてってくれました。
体験する場所でした。


つづく

Sam Peckinpah

ご存知の痛り、60年代は映画の名作が多いのは、50年代フランスはヌーヴェルヴァーグ運動から、アメリカのニュー・アメリカン・シネマに繋がりに、リアリティーの映像の追求が成熟した結晶として完成度の高い映画が表れたので、今でも観賞として強度があって面白く発見があるので、よく観ているので、個人的にお気にいりを感想したいと思います。

まず一発目はバイオレンス映画の巨匠とも言われてる大好きなSam Peckinpah サム・ペキンパー監督です。
観た映画は
『ワイルドバンチ』3回
『砂漠の流れ者』2回
『わらの犬』2回
『コンボイ』 1回
『戦争のはらわた』1回
『ゲッタウェイ』1回

暴力映画には裏付けが難しいし、見終わった後に嫌悪感が付きまとう。
サム・ペキンパー監督の男の美学と哲学が凝縮された作品なので10年周期で観てると
色々な発見がある。
『わらの犬』は暴力描写が激しい分に内なる暴力性について、まだ府におちない部分がある。
『ワイルドバンチ』はテーマから、編集に、演出にすべて好みで見習う事ばかりです。
暴力描写の裏に描かれてる生き様の葛藤が美しい。
『コンボイ』と『ゲッタウェイ』はエンターテイメントとして監督の力量が発揮されて、
ここから掘り下げていくキッカケになった作品で面白い。
『砂漠の流れ者』は彼の映画にしては唯一、描写がゆるくやさしいけど、心理描写に深く奥行きが
あって観た後の余韻が好き。
『戦争のはらわた』は編集効果と人間心理が視点が印象に残ってる。
まだ観るべき部分がいっぱいあるので、何年後にまた観る楽しみがある。

映画は絵画とちがって時間軸によって観れるので、その時の時代や体調によって左右される傾向があまり無いので、余韻が深さによって残る映像と共感で語れるから好きです。あの時、理解できない部分が
あるから、次回の楽しみがあるのが映画だと思う。
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