亀井シリーズの第4回です!!!!!



個人的に、すごく尊敬している童話作家のミヒャエル・エンデさん(ネバーエンディング・ストーリーやモモの原作者。95年没)は、相変わらず良いこと言ってます。

ミヒャエル・エンデ

 「非良心的な行動が褒美を受け、
       良心的に行動すると経済的に破滅するのが今の経済システムです。
       この経済システムは、それ自体が非倫理的です。

       私の考えでは、その原因は今日の貨幣、つまり好きなだけ増やすことができる紙幣が
未だに仕事や物的価値の等価代償だとみなされている錯誤にあります。」



女の子にモテようと思ったら、”新自由主義の権化”になることだ、とエンデも言っているわけです(笑

いや、エンデさんのこの発言が需要なのは、世界中の中央銀行を支配し通貨を刷っている人たちがいて、その人たちがお金の論理で世の中をコントロールしている、という点を示唆していることにあるのだと思います。

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ということで、みなさんお元気ですか?

ぼくはアンチ・グローバリストとして、たまに心が折れそうになったりしますが、いつものように元気です(^^


ここ数年、常々思うことなのですが、アンチ・グローバリズムの思想は、現時点での日本社会のミーム感において、かなり時代の先を行き過ぎているという印象を人々に与えていて、特にに若い子たちにめんどくさがられますww


多くの若者達は、ファッション業界やIT企業なんかの提示するヴィジュアルイメージ(シャレオツぶったプロパガンダ)などの影響を多大に受けることよって、自身の世界観における「良し悪し」をヴィジュアルイメージや印象論だけで判断してしまう傾向にあると思いますので、我々にとってそういう人たちに対しても、うまく説明するすべを見出すことが、なかなか難しいわけです。


そういう風潮を作り出し、そこに迎合しちゃう世相こそが問題だとも思うのですが、そもそも、若者はめんどくさいプラクティカルな会話より、感情論/価値観論のみで判断できうるフィロソフィカルな話のほうが好きだ、という前提もあるはずだろうとも思いますし、
(世代格差を批判してるわけではないですよ)

このへんの問題に対しては、ぼくみたいなシャレオツぶった音楽を作ってる人間にとっても、自身の根底にある論理と、その楽曲を通しての他者の受け取るイメージとの乖離性の間隔を埋めるための作業の必要性もつぶさに感じる次第です。

その辺の作業は、ぼく自身としても徐々にやりたいと思いますが、
とにかく、ぼくのようなアンチ・グローバリストたちが懸念する事案のひとつを、”フィロソフィカルな面”ということで挙げるとすると、、、

「"新自由主義者"たちの推し進める"利益追求主義"」にあります。


それは簡単に言うと、いわゆる「自己責任論や金儲け主義」というものに集約されることにもなり、
さらには「利己的に利益を追求する人たちが賞賛される世の中の風潮」に対する懸念、ということにもなります。

はい。 要するにジョブスや孫某なんかを賞賛するような社会の風潮のことです。


そういった世論の中心軸は、主流メディアや広告会社が率先して形成していることになるのですが、
相対するアンチ派による「”新自由主義/利益追求主義”は、社会全体を破壊してしまうので、すごく危険で、どうにかしなきゃいけないんだよ」といった意見は、
単なる「ルサンチマン論的構図や、時代遅れのおっさんの論理」という帰着点に陥れられるように策略がめぐらされ、排除されているとも思うのです。


結局、このグローバリストのみなさんの策略を発端とした、ミルトン・フリードマン博士や竹中平蔵大先生らに代表される「新自由主義者」たちが提唱する「最低のキモチワルイ世界」につながってしまう論理を、ほとんどのひとたちが意識できていない状態に追いやられていることが、問題の主軸でもあると思うのですが、

この点を理解している人たちがとてつもなく少ない(日本国民の0.001%くらいではないでしょうか)ので、まあ、どうしようもないわけです。


日本のFacebookなんかを見てると、ほとんどのみなさんは、”虚栄心と自己顕示欲”、または”所属と自己承認の欲求”を発動されるのに忙しいようですし。
(特に個人を批判の対象とするわけではございませんが、FBが”CI△の情報統制ツール”になっている、つまりは世界をお金の力で支配する国際金融資本の世論操作のツールになっている、というような事実よりも、上記のような"欲望を発動するためのツール”であることのほうを重要だと認識されているようです)


とにかく、そういったグローバリストさんたちの策略を背景とする世相のミーム感も意識しながら生きていくことは大切かと思われますし、「毒を食らわば」という意識で生きていくほかありません。



【参考】
シンガーソングライターUA(ウーア)が闇の支配勢力(国際金融資本)の謀略に言及
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=164713
>>
【抜粋】
UAさん:
『3S』(スリーエス)について知っていますか?
これは、まず知っておいてほしいこと。

『3S」とはアメリカの支配階級が、大衆に施した、意識をコントロールしやすくするための方法です。

スクリーン Screen
スポーツ  Sports
セックス  Sex

この3S産業に夢中にさせることで、大衆の意識を真実からそらせ、お金や権力に熱中させることで、人々を支配しようとしてきました。
戦後、日本でも同じような政策がとられました。


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①20090710193231.jpg
http://tv-minai-riyuu.seesaa.net/upload/detail/image/20090710193231-thumbnail2.jpg.html


さて、前置き長くなりましたが、以下は亀井静香語録の続きです。

前置きとしてぼくが前述した論理についても、当然ですが亀井さんはちゃんと全てわかっていて発言されていることがうかがい知れるだろうと思います。


以下の話は、基本的には政治好きの方しか反応しないだろうと思いますが、世の中にとってとても重要なことだろうと思いますので、「まとめ」という意味も含め、うpさせてもらいます。



ということで亀井特集の第4回!

今回からは2014年に入ってからの亀井語録を中心に。


あいかわらずカッコ良すぎる亀井静香について。


前回までは、、、
「CI△に○されるまで戦う」亀井静香というラストサムライ(支持率0.0%)その1
http://ameblo.jp/cargoofficial/entry-11876360393.html
「CI△に○されるまで戦う」亀井静香というラストサムライ(支持率0.0%)その2
http://ameblo.jp/cargoofficial/entry-11881525172.html
「CI△に○されるまで戦う」亀井静香というラストサムライ(支持率0.0%)その3
http://ameblo.jp/cargoofficial/entry-11884751678.html

②20110307164414 b.JPG
http://d.hatena.ne.jp/hiro1959/20110307/1299483823

③jiminwotheend71.gif
http://soba.txt-nifty.com/zatudan/2009/03/post-7131.html


安倍総理! 民の悲鳴が聞こえぬか! 亀井静香 | - 月刊日本
2013 10/23
gekkan-nippon.com/?p=5763

>>
●消費増税と大企業の法人税減税について

今の政治というのは絶望的だ。まったくおかしな事になっている。
庶民の寂しいフトコロに手を突っ込んで、儲かっている企業には減税をするなんて、日本の歴史上まれに見る悪政だ。
江戸時代の悪代官だってこんな無慈悲なことはしなかった。
こんなことをすればどんな結果になるかわかりきっているからね。


消費は必ず冷え込むし、そうなれば経済全体も下がっていく。
国民生活の水準はどんどん落ちていくよ。


 安倍総理だって、こんなことをすればどんな結果になるかわかっているんだ。
だけども自分ではどうすることもできない。 
夢遊病者みたいな政治家になってしまったんだな。
現実とは関係なく体が勝手に動いている。 
置かれた立場の中でいたずらに右往左往しているだけだ。
人間としてはいい人なんだが、政治家、とりわけ総理としての資質には欠けると言わねばならん。


各種世論調査では、消費増税賛成の声が過半数に達しているが、それは国民がおかしくなっているということだ。
政府が自分たちの財布に手を突っ込んでくるのを喜ぶなんて、自分たちが何をされているのかわかっていないからだ。
今の政治家、政党はおかしい、頼りにならない、あてにならない、嘘つきばかりだという声はよくあるが、結局、そういう政治家を送り出している国民がおかしいということなんだ。


消費増税という痛みに耐えて財政規律を、という議論もあるが、消費税率を3%から5%へ上げた97年橋本内閣の失敗から何も学んでいない。
国民の所得が落ちていく中で税率だけ上げたって、税収は増えるわけがない。
消費が冷え込めばますます税収は落ちていく。小学生でも分かる話だよ。



経済というのは消費と投資でまわっているという当たり前のことをみんな忘れている。
税収を増やすには消費を増やすしかない、経済を活性化するしかない。
日本には一億二千万人という巨大な内需があるというのに、それを活かそうとしていない。



 経済を冷え込まさないように法人税減税をするというが、今の企業は内需を掘り起こすことなんか考えていないじゃないか。
外国に投資し、外国で物を売ろうとばかりしている。
結局、いくら法人税を下げても、企業の資金は日本に還流せず、外国に出て行くだけだ。


 今は一部の富裕層の消費が増えているという話もあるが、たかだか国民の2%程度の富裕層の消費効果なんて微々たるものだ。
その他の90%の国民の需要を刺激しなければ経済は好転しない。
その90%というのは、地方の中小、零細企業だよ。
そこに金が回るようにしなければ意味が無い。

だが今の公共事業の構造はスーパーゼネコンが独占し、地方零細企業にまで資金が回らなくなっている。


 アベノミクス、異次元緩和と言っているが、その資金が実体経済、地方の産業に回って行かないんだ。
どこへ行くかというと、株式市場であり、米国債の買い支えなんだ。

結局、国民の仕事に直結しない、だから収入も増えないどころか減っていく。こんなことでは国家は維持できませんよ。


それと今、市中に眠っている資産が市場に出回り、国内を循環させるようにする工夫が必要だ。
銀行にも預けられていないタンス預金、アングラマネーも含めた隠し資産というのは2000兆円以上ある。
こういう金を吐き出させる仕組みを作ればいい。


たとえば無利子国債も検討する価値がある。
利子がつかない代わりに相続税を免除するなどして、眠っている死に金を消費に回るように仕向ければ良い。
相続税による税収なんて2兆円程度だから、2000兆円以上が市中に出回る経済効果のほうがはるかに大きい。



増税といえば、本当は大手メガバンクなんかに真っ先に課税すべきなんだ
かつて国から支援を受けておきながら、今、メガバンクは利益を出しても税金は払っていないからね。

それに、相続人のいない老人が資産を銀行に残したまま亡くなると、その資産は銀行の利益になる。
こんなふざけたことが横行している。
死に資産が銀行の利益になるぐらいなら国が接収すればいい。
知恵を絞ればいくらでも税収を増やす方法、経済を良くする方法はあるんだ。


これは日本だけではなく世界的傾向だ。

人類全体が抱えている問題なんだ。

人類は今、文明によって復讐を受けているんだよ。

文明というのは人間の欲望を肥大させてきた。

カネよカネよとカネだけを追い求めるから、企業はなるべく人を安く使おうとする、官僚は庶民の寂しいフトコロからさらにカネを搾り取ろうとする。

カネによって精神が退廃していくんだ。

その行き着くところが原発じゃないか。 
福島では原発処理もできていない、放射能汚染水も全部垂れ流しだ。
にもかかわらず、地震大国のトルコに原発を売り込もうとしている。

これは完全なモラルハザードだよ。
カネさえあればという精神がこんな事態を生み出してしまう。






ぼくのくだらない前置きが長くなりすぎてしまいましたので、今回の亀井語録ここまで。

次回も2014年の亀井語録を検証していきます。