AK12マーチの頃から

もう10年以上のお付き合いになる

H様ですが

現在お乗りのFK8シビックタイプRが

ドアハンドルの塗装剥がれが気になるとの事で

交換をご依頼頂きました。

 

平成30年式と

比較的新しいのかなと思うんですが

なかなか厳しい現実ですね・・・。

 

 

アウターハンドルの塗装が

かなり剥がれてきています。

 

 

左側の前後ドアハンドルが

それぞれ剥げてきています。

 

 

ホンダさん、

ちょっと塗装のクォリティが

どうなのかなと思いますが

まぁ、仕方ない部分なのでしょうか?

 

こういった事を書くと

「やっぱりディーラーの認定中古車じゃないと」って

言う人いますが

しっかりとホンダディーラーさんでの

認定中古車みたいです。。。

 

ドアハンドルは

色付きで供給されるので

塗装は不要で

交換のみです。

 

 

ドアハンドルだけでなく

ドアとの間になる

ゴムシートもこのタイミングで

一緒に交換します。

 

 

リアドアは普通に交換してOKですが

フロントドアハンドルは

カプラーがあるので

ドア内張と

ドアスクリーンを外す必要があります。

 

いつも書いていますが

ドアスクリーンは

非常に重要な役割をしています。

 

かなりイイ加減な感じで

扱われている事が多いですが

車内への雨漏り防止に大切な部品です。

 

実際に下の写真を見ると

ドアスクリーンの内側まで

水が入ってきた形跡があります。

それをスクリーンとブチルゴムでガードして

その下にある穴から

ドア内部に水を排出、

ドア内部の下に空いてる穴から

水を外へ排出するんですね。

 

 

その時にスクリーンが破れていたり、

ブチルがちゃんと貼られていない、

ブチルがカチカチになって機能していないと

車内への雨漏りの原因となります。

 

そんな訳で

このスクリーンや

ブチルは剥がすような作業が入る場合には

出来る限り交換するようにしています。

そうじゃないと

単体でのスクリーン交換作業ってのは

ちょいと無駄ですね。

 

 

といっても

このブチル剥がしが大変なんです。

なかなか綺麗に剥がれてくれないんですね。

粘着性が無いと

効果を発揮しないので

仕方ないのですが

頑張って綺麗に剥がします。

 

 

最終的に、

 

 

こんな感じで

古いブチルはすべて除去します。

古いブチルの上から

新しいブチル貼る人いますけど

余計なトラブルが残る可能性は

その都度、消しておくのが大切だと思います。

 

 

新しいスクリーンと、

 

 

新しいブチルを施工して

組み付けしておきます。

 

 

念の為、

各部の作動チェックをしたら完了です。

 

 

外したハンドルは

こうやってみると

なかなか切ないですね。

これでまだ6年落ちの車でございます・・・。

 

 

あとはそのままご依頼頂いていた

1年点検の実施と

エンジンオイルの交換をしたら

完了となります。

 

車検もご依頼頂いているので

特にコレといった不具合もなく

クリアです。

 

最終の走行チェックをして

問題が無い事を確認したら

すべての作業完了となります。

 

 

H様、今回も作業のご依頼

ありがとうございました。

ちょいと切なかったドアハンドルが

これで綺麗になったので

気分も違うかと思います。

 

またなにかありましたら

お気軽にご連絡下さい。