お車ご購入から

もう14年乗って頂いている

A様のS15シルビアですが

シートベルトの警告灯が

点灯しなくなってしまったようです。

 

 

一度ご来店頂き

バルブ切れなのか、

配線やベルトのバックル不良なのか、

原因を確認したところ

バルブ切れが原因だったので

バルブ交換していきます。

 

 

メーターを外してのバルブ交換になるので

切れている部分だけ交換なのか、

全交換するのか、

オーナーさんに選んでもらい

このタイミングで

バルブ全交換する事に。

 

全交換となると

結構な数ですね。

このS15はバルブは

W数の違いで3種類使われています。

 

 

S15シルビアも

もう20年以上前の車です。

その間にメーターバルブに

一度も手が入っていないと

言い切れる内容じゃないです。

 

 

バルブは3種類、

上の写真の通りに組めば

絶対に本来の位置とは限らないです。

 

メーカーのイラストと見比べると

位置が違うバルブが数ヵ所あります。

 

といっても

パーツリストが絶対かと言われれば

当時の日産ですからね。

パーツリストを信用すると

罠にハマる可能性もあります。

 

基本はパーツリストを信用しつつ、

3種類あるバルブが

それぞれどういった役割なのかを考慮しつつ

バルブ位置を決定していきます。

 

基本的には警告灯の点灯用、

メータイルミ用、

デジタル表示のイルミ用、

この3種類になります。

それぞれに応じて

W数を変更しているみたいです。

 

点灯していたバルブも

右が装着されていたバルブ、

左が新品になります。

レンズが黒くなってきていますね。

いつバルブ切れが発生しても

おかしくない状態です。

 

 

交換した後は

車両へ仮装着して

各部の点灯確認です。

 

 

警告灯がすべて点灯するか、

ディスプレイ部のイルミが点灯するか、

 

 

スモール連動のイルミが点灯するかを

すべてチェックしておきます。

やっぱりすべてのイルミが

綺麗に点灯するといいですね。

 

 

あとは

運転席キーシリンダーの動きが

悪いって事だったので

こちらの交換もやっていきます。

 

たかがメーターイルミの交換ですが

古い車は

組んである通りに組み直すと

トラップが潜んでいる可能性があるっていう

内容でした。