雇われの身から

独立して仕事をし始めたT様ですが

家族がいる事から

アルテッツァから仕事用の

ハイゼットに乗り換えていました。

 

距離は走っていますが

年式は新しく

お値打ちだったようです。

 

ただ仕事帰りに

急にバッテリー警告灯と

水温の警告灯が点灯したとの事で

積車にて引き取りに行ってきました。

 

現地に行って確認したところ

ベルトが外れており

エンジンルームを見たら

プーリーが転がっています。

 

転がっているプーリーを確認したら

ウォーターポンプの軸が折れていました。

中空でも無ければ

アルミでもない、

こんな鉄の軸が折れるなんて事があるんですね。。。

 

 

ウォーターポンプが折れて

プーリーが脱落、

当然ベルトも一緒に外れる、

オルタネーターが作動しなくなって

バッテリーランプが点灯、

ウォーターポンプが作動しなくなっても

エンジンは停止していないので

オーバーヒートして

水温のチェックランプ点灯といった流れかなと。

 

 

ウォーターポンプからは

クーラント漏れが発生していたので

交換のタイミングと言えばタイミングですが

距離が多いので

もうちょい定期チェックが必要だったかもですね。

 

 

ウォーターポンプと

ベルトは当然交換ですが

どこまで交換するかをオーナーさんと相談。

 

 

独立してまだ軌道に乗ってるほどじゃないと思うので

必要最低限の部品交換でいきます。

 

 

距離的にサーモスタットや

周辺のホース交換をしていってもいいですが

どうしても費用がかかっちゃいます。

 

どれくらいエンジンへの

ダメージがあるかも分からないので

まずはこれで問題がないかどうかも

様子を見る事にします。

 

シート下にエンジンがあり

スペースが狭いので

外せる物は外して

確実に作業できるようにします。

 

 

交換が完了したら

あとはエア抜きをしていきますが

ハイゼットはエア抜きがちょいと手間ですね。

 

エア抜きタンクの気泡をしっかりと確認しながら

エンジンへのダメージも確認しておきます。

エアを見た感じだけですが

特に問題は無さそうですね。

 

あとはここから

最終の走行チェックと

ちょいとおまけ作業をしたら

納車の段取りに入っていきます。