内容はともかく「担当を変えてほしい」との要望がありました。
そして「日本人じゃないからそういうことになるんだ」とのご指摘がありました。
確かに今回の件では、その担当者に非があるのは明らかですし、担当を変えて欲しいという要望も妥当性があります。
けれども、それが「日本人じゃないから」というのは。
仮に同じ内容を日本人がしてしまったら、そんな理由にはならないはずだと思います。
決して国籍や人種が理由になるわけではありません。同じ人として扱うべきだと思います。
ですが、現実にはそんな綺麗事だけでは通用しないことも沢山あることも事実です。
以前、海外にサッカー留学をした知人が、クラブチームでレギュラーになった際に『日本人のくせに』と陰口を叩かれたそうです。
日本人はサッカーが下手というのが当時の一般的な認識だったからです。
どんなに試合で活躍しても、たった一度のミスをしただけで『日本人だから…』と言われてしまうことが、とても悔しかったと話していたことを思い出しました。
今回の件についても、普段は日本人以上に素晴らしい仕事をしています。
その担当者もミスについては深く反省していましたが、『日本人じゃないから』という指摘については強く憤りを感じていました。
私に『ホントウニ、スミマセンデシタ』というAさんの肩は震えていました。
理解されないことを理解しなければならないのかもしれません。
私自身とてもやりきれない気持ちになりました。
![見上げた空に、独り言。-201209011756000.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20120929/01/carezero/8d/05/j/t02200391_0480085412210786527.jpg?caw=800)