歩くことはおろか

指一本さえ動かす事が出来ない

 
言葉を交わす事もなく
一点を眺め続けるこの人たちを
 
 
何処か遠くへ連れて行ってあげたい
此処ではない何処かの空の下を
心の中に描かせてあげたい
 
 
そして俺が慰められた音楽で
貴方達を見送りたい
 
 
その思いで作った作品に
自分自身が今もっとも慰められている
 
 
この作品の続きが知りたい
そう思える程に年月が過ぎたんだと
そしてその過程にまだ居るんだと
れはまだまだ続くんだと
 
 
そんな道半ばの安息の時を遺したい