介護の現場では、てんかん発作がある利用者もいます。


いつ発作が起こるかは分かりません。


利用者によっては、前兆のようなものがあったりしますが、明確に分かるケースは稀だと思います。


にもかかわらず、やたら発作の時期を予想したがる職員たちがいます。


主に男性職員たちが「今日あたり起こりそうですね」などと言い合っている光景を、以前の職場でよく見ました。


安全確保のためなのでしょうが、予想すること自体が目的化している感があります。


己の観察眼を誇示する暇があったら、いつ起きてもいいように身構えておくべきです。


実際、誰も予想していない時に発作が起こることのほうが多かったと思います。