全くのステレオタイプかもしれませんが、自閉症スペクトラムに該当する利用者の多くは、家族とりわけ母親のことが大事・大好きなように見受けられます。
少なくとも私が障害者支援において見る限りは、「仲が良いんだな」と感じることが多いです。
しかし中には、家族と疎遠なケースも。
本人が入所施設やグループホームに入って以降、家族が職員に連絡することすら稀という場合があったります。
親が「関係が悪いから」と言って、本人を敬遠してしまっているケースもありました。
それを本心と捉えるか口実と捉えるかは微妙なところです。
しかし、いずれにせよ職員は、なるべく両者の関係改善を図っていきたいですね。
家族と交渉するのは主に責任者の仕事ですが、それ以外の職員でも家族と接することがあれば、何かしらポジティヴな情報を意識的に伝えてみるのも良いでしょう。