ねむの木学園の影響などで、障害福祉の現場では絵を描く活動が取り入れられることが多いです。


実際、多くの場合において、創作によって活力や活気が生まれているのは間違いないでしょう。


ただし、数ある活動の中で絵を描くことが特別素晴らしいものかは疑問です。


絵を描くのが好きな利用者ならば、楽しいでしょうし上達もするはずです。


でも、そうではない人もいます。


興味のない利用者にまで無理に描いてもらうのは、画一主義とも言えます。


ましてや、通所施設ではなく休日のグループホームで、描きたいと訴えてもいない利用者に絵を描かせるのは明らかにやり過ぎですね。


ねむの木学園の話は感動的ですが、絵を描いてもらうことが目的化しないようにしましょう!