介護の現場では、利用者の情報収集はとても大事です。


そのため新人として現場に入ると、先輩たちが利用者についてをいろいろ教えてくれたりします。


しかし、まだ会っていない利用者の情報をたくさん吹き込まれるのは私は好まないです。


とくにネガティブな情報の場合。たとえばパニックになりやすい人だとか、自傷や他害行為があるとか、怒りっぽい性格だとか、、


そんなことを教えられたら、身構えまいと思っても身構えちゃうではありませんかッ!!


あと、相手は私についての情報がゼロなのに、私は相手の情報を事前に大量に得ているというのは不公平だと思います。


職員どうし・利用者どうしが初めて会うときは予備知識ゼロなことがほとんどなのですから、利用者と職員が会うときもお互い予備知識ゼロでよいのです。


年齢・性別はもちろん、性格や普段の様子、そして氏名や診断名も会ってから徐々に知っていけば充分でしょう。


ただし、本人の安全に関わるなどの理由で職員が事前に情報を知っておくべきケースもあるので、それは別です。