したためる(9)空気の動きが緩やかに時間が止まったかのように流れるお部屋今にも消えてしまいようなか細い息づかいのあなたと過ごす時間新緑の隙間をとおって窓から吹き込む風のように皮膚にふれるお顔に赤みがさし微笑んでいるかのように眼にうつるのは私の気のせいだろうか…