こんにちは、やまさんです

 

 

けあトーク 代表

(心理カウンセラー)

 

 

 

 TODAY'S
 
ジェクシー!スマホを変えただけなのに

 

ジェクシー スマホを変えただけなのに - Bing images

 

 

  STORY ストーリー

 

幼少期からスマホ依存で、人付き合いなし、趣味なし、仕事は鳴かず飛ばずな男性。

スマホと「関わる」ことが生活のすべて。

 

ある時、やむを得ない事情で新しいスマホを購入した。

ところが、このスマホは「ただの」スマホではなかった!?

 

超AIスマホに翻弄され、男性の人生はどうなっていくのか…

 

 

  POINT 心理学ポイント

 

依存症

依存対象は、「人・物・行為」の3つに分けられます。

 

対人依存:親、パートナー、友達など

物質依存:酒、たばこ、薬など

行為依存:買い物、ギャンブル、過食など

 

私たちは各々、嗜好やルーティン、ルールなどありますよね。

日常生活をしていると、「何かしら」に「ある程度の依存」はすることもあるかと思います。

 

日常生活に支障がない・社会適応できている範囲でしたら、特に心配する必要はないでしょう。

 

一方で、四六時中、対象のことばかりを考えて他の事が手につかなかったり、日常生活・人間関係に好ましくない影響が生じる場合は、注意が必要かもしれません。

 

 

コミュニケーションとスキンシップ

本作の主人公の場合、親が対応を面倒くさがり、幼少期から「おしゃぶり状態」でスマホを与えられていました。

みたところ、コミュニケーションやスキンシップに乏しい環境でした。

 

成長してからは、臆病で消極的、冒険はしない、人付き合いを避け、傷つくことを避ける生活になりました。

 

幼少期の「適切な」コミュニケーションやスキンシップは、健康な心を育む重大な要素です。

 

例えば、子供に安心感を与え、自己受容・愛情・共感力など、人間社会で生きていく上で必要な能力を高めます。

自尊心や自己肯定感も高められ、自信もつき、パフォーマンスも上がるでしょう。

 

また、幼少時代に「自分の力が及ばない体験=欲求が通らない体験」をすると、消極的な性格に成長し得ます。

(例:親が離婚するのを止めたいけど、止められない等)

 

ここからは推論ですが

↓↓

もしかしたら、主人公は幼少時代に、親に向き合ってほしい時にスマホを渡され、向き合ってもらえなかったことが「力が及ばない体験」となり、臆病で消極的になったのかな~…って、ふんわり推測します。

 

 

依存からの解放

本作の主人公のような生き方も、一つのライフスタイルかなと思います。

 

何が「良い/悪い」ではなく、他の可能性のお話をします。

↓↓

 

あるいは、もし、好奇心旺盛な幼少期に、親が「冒険」を応援し、本人が成功体験をし、親と一緒に遊んだり、認められた経験があれば、彼は人生において「別の豊かさ」も見ていたかな~と思います。

 

自由になるには「勇気」がいります。

 

勇気の源の一つは、幼少期の親・養育者との関わりなのです。

 

 

  RECOMMEND おすすめ!

 

面白い!

アイデアも脚本も面白いです!

監督・脚本は、「ハングオーバー」の制作コンビなのだとか。

陣内智則さん(お笑い芸人)のネタが、お下品になったみたいな面白さがあります。

 

現代のスマホ依存を風刺的に描いているところも、個人的には好きです。

 

 

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