「ジップロックから羊が産まれた!!」 

 

 

 

 

と聞いて、どう感じますか?

 

 

これは、いつものフェイクではありません。実際のニュースです。 

 後述のリンクをご参照ください。 ※人工子宮内の羊の写真アリ

 

(私は “ジップロック” と呼びますが、本来は ”バイオバッグ” と呼ぶそうです。)

 

 

2017年4月、米フィラデルフィア小児病院のチームによる研究です。

 

研究の目的は、早産の(人間の)子供を救うことだそうです。

この実験のために、帝王切開をして、羊の胎児を数頭用意しました。

そして厳密には、袋の中である程度発育したら、「産まれる」というより「取り出した」そうです。その後、子羊を安楽死させるなどして、発育具合を研究しました。

 

 

 

前回に引き続き、倫理と道徳のお話です。

 

 

質問です。

 

人間は、研究の名目で「どこまで」やって良いのか?

 

 

 

このニュースに疑問を呈するポイントは、2点あります↓↓ (※個人的見解です)

 

●早産は、「=自然淘汰では生き残れないDNA」として選ばれた結果であること。

●人間が、羊の命の “操作” をすること。

 

 

人間の命を “救う” ために犠牲をいとわない研究は、善行でしょうか?悪行でしょうか?

反対に、救える可能性を知っていながら、絶えていく命を傍観したら、善行でしょうか?悪行でしょうか?

 

 

 

人間は、種の存続のためにあらゆるものを犠牲にして、科学や医療を進化させてきました。

もうすでに十分、自然に逆らってきました。

 

「自然を冒とくする」という言葉があります。

 

自然の摂理を侵害することは、どこまで許されるのでしょうか?

 

 

 

 

 

今回は、結論の代わりに質問です

 

人間は、

 

種の存続と繁栄を喜ぶべきか。

エゴと傲慢を責めるべきか。

 

社会が定める倫理観・道徳観は、本当に正しいのか。 

それに従い、あと何頭の羊を虐殺することになるのだろうか。

 

倫理や道徳において、を信じればよいのか。

 

 

 

 

情報元リンク: 「Newsweek 日本版」  https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/04/post-7517.php 

 

         「GIZMODO ジャパン」  https://www.gizmodo.jp/2017/05/aritificial-womb-succeeds.html 

 

 
 
 

 

AIとの結婚から始まった今回のお話。

AI婚により、幸せになる人が増え、苦しむ人が減るのであれば、それは好ましい結果だと思います。

 

 

倫理や道徳は、時代や文化によって変化します。

 

いつの時代も、自分にとっての基準は、自分の中にのみ存在できると思います。

よって、自分を信じること、

そして信じれる自分であることが大事ですね。 

 

 

 

お読みくださりありがとうございましたニコニコ

 

明日は、「スウィーツの甘いお話」ですショートケーキ

 

また明日~流れ星