「滞(とどこお)れば、すなわち痛む」と言わ
れていて、「血(けつ)」のめぐりが滞ってい
るオケツと考えられています。
オケツによる症状
★手足の冷え、冷えのぼせ
血流が滞ると、特に末端の流れが悪くなりやす
く手足の冷えが起こると考えられています。
また上半身に比べると下半身の流れの方が悪く
なりやすく、そのため冷えだけでなく、冷えの
ぼせの症状も起こりやすいと考えられています。
★肩こり、頭痛
「不通則痛(ふつうそくつう)」といっ
て、流れが悪くなると痛みが生じると考えられ
ています。そのため、血の流れが滞ると頭痛や
肩こりなどの痛みが出やすくなると言われてい
ます。
特に瘀血による痛みは頑固で、痛む場所もいつ
も同じところといったように固定していること
が多く、夜間に痛みが増悪しやすいのも特徴で
す。
★シミ、そばかす、クマ、くすみ
血流が滞ると、肌細胞に十分な栄養が届きにく
くなるだけでなく、正常なターンオーバーが妨
げられ、メラニンなど老廃物の除去も滞りやす
くなると考えられています。
そのため、シミやそばかす、さらにはクマやく
すみもできやすくなると言われています。
★ニキビ、イボなどの肌荒れ
瘀血によってターンオーバーが乱れると、肌に
老廃物が残留しやすくなり、脂性肌になりやす
いと言われています。同時に、ニキビやイボな
どの吹き出物や、皮膚が厚くなる角化症などの
肌トラブルを引き起こしやすくなると考えられ
ています。
★生理痛、無月経、子宮筋腫などの
婦人科系トラブル
瘀血タイプは婦人科トラブルと最も密接だと言
われています。瘀血になり血の流れが滞ると、
生理の経血が暗赤色になる、経血に塊が混ざる
などの変化が見られ、放っておくと生理痛がひ
どくなる、生理が遅れる、無月経、さらには子
宮筋腫などの婦人科トラブルを引き起こしやす
くなると考えられています。
瘀血の対処法は、よもぎ蒸しで体の内側、外側
の両方から温めることです。
またマッサージなどで血液の流れを良くするこ
と、生姜やニンニクなどの温性の食べ物を摂る
ことも効果的です。
ちなみによもぎ蒸しを利用すると、
ヒートショックプロテイン(HSP)によって、
肌老化を防ぎ、健やかな肌を育む効果が期待
できます。
HSPとは、損傷した細胞を修復する働きを
持つタンパク質で、深部体温が38度を超え
ると多く出ることがさまざまな研究の結果
で明らかになっています。
深部体温が38度以上に達しやすいのは、
よもぎ蒸しやミストサウナやフィンランド
式サウナなどのウエットサウナだと言われ
ています。
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