湘南の訪問看護ステーション「ケアーズ湘南善行」

湘南の訪問看護ステーション「ケアーズ湘南善行」

FJグループ「ケアーズ訪問看護リハビリステーション湘南善行」における日々の活動をご報告差し上げるブログです。
神奈川県藤沢市本藤沢6丁目1-9 TEL/0466-90-0566 FAX/0466-90-0565

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日に日に日差しが強くなり、ちゃりんこ移動も多いから、この年で部活焼けの気配にビビっているなかだです
アームウォーマー使ってるけど、あんまり効果ないみたい・・・
これが、お日様の底力か・・・と諦め始めてます



さてさて。
今日はちゃんと仕事の話です
愚痴っぽいけど、なかだが思う看護師像というか、看護観というか。
そんな感じです




新規の利用者様で「在宅酸素を導入するから退院後の生活全般の指導と入浴見守りを」
という内容で依頼が来ました。
入院先の看護サマリーにも、これと言った問題点の明記はありませんでした。
ケアマネさんから「ちょっと頑固なところがある」とは聞きましたが、80歳近くのおじーさんなんて、少なからず頑固でしょ 珍しくもないから気にしな~い
なので、単純に機械操作を教えるところから始めればいいんだと・・・
そのつもりで初回訪問へ


ピンポ~ン
・・・・・・・・・鍵がかかってる 今日来るってこと忘れちゃったかな・・・
ガチャ
と、ご本人が出て開けてくれました
初めてお会いするので、簡単にご挨拶をして・・・・・・・・
  なんと

酸素してないですやん・・・・・ガクリ

玄関で既に肩で呼吸してる状態
挨拶もそこそこにご自宅に上げてもらい、リビング兼自室へ。

ソファに座るとまだ、酸素を付けずに呼吸が落ち着くのを待ってる様子
すかさず、酸素飽和度を測定し足元のカヌラ装着
安静時1.5ℓ、労作時3ℓという指示だったので、機械をみると1.5ℓになっている。
酸素飽和度は78%・・・・・ガクリ  あたしが苦しくなるわ・・・・ううっ...
でも、1.5ℓとはいえ、なかなか上昇してこない。
おかしいなぁアラームもならないし・・・・リークもないよなぁ・・・
と、チューブをたどると、カヌラを装着していない
顔を見ると、装着している・・・
装着しているカヌラをたどると、携帯用酸素ボンベにつながってガクリガクリガクリ
しかも、ボンベはもうすぐ空
簡単に説明して、機械のカヌラと交換し、急遽3ℓを流す。
と、あっちゅーまに97%

呼吸も飽和度も落ち着いたところで、改めてご挨拶とお手伝いする内容をお話しする。
まだ退院して2日だから、家での酸素生活に不慣れなことも多く、今のような失敗もまだまだあるだろうけど、習慣になるように一緒に工夫していきましょ
と、話すと頷きつつも、目線は飽和度を測定するモニターを見ている。

「なんで、78から97に上がったの?」
「78ってーのは、どういうこと?」
「こうやって、数字で見せてくれれば、俺だってわかるんだよ

と言いだす。
一つ一つ答えていくうちに、なかだに疑問が。

「病気のことと、酸素のこと。入院中になんて説明されたんだろう?」
「酸素導入で退院って決まったんなら、退院指導とかしてないの??」

そういえば、サマリーには現病歴と看護計画上の問題点しか書いてなかった
飽和度の低下と上昇が意味することを、この利用者様は知らなかった。
低下で起こるリスクも知らないし、どんな方法で上昇するのか。
なんで安静時と労作時で流量が違うのか。
当然知らないようだった。
なんで機械と携帯ボンベがあるのかも、ちょっと勘違いして理解していた。

ひどいよ・・・・ひどすぎるよ・・・・・
これじゃ、じーさんがかわいそすぎるよ・・・・
長いことを呼吸不全を患っていたせいか、飽和度の低下でも呼吸苦の自覚はない。
(これだけサマリーに書いてあったw)
肩で早い呼吸なのに「座れば治る」と退院後の今でも言い張る。

病院で退院指導というものを、全く受けてない様子
病識が全然ないんです
本人の言葉で言うなら「肺が悪いから、息が苦しくなる。だから、家でも酸素が必要」
これだけ。
確かに頑固なところあるし、年齢的にも短期間で理解を得るのは難しい
だからこそ、退院指導って大切だと思う。

引き受けたからには、一生懸命やりますよ
酸素マスター育てるくらいの気合いで、じーさんに付き合いますよ




とにも、かくにも・・・・




病棟の看護師さ~んもうちょい頑張ってくださ~い