こんにちはOKこんばんは

今日は糖尿病についてです。

 

糖尿病、ときくと、甘いもの食べ過ぎ、肥満・・・などのイメージがあるのではないでしょうかはてな

一般的に言われる糖尿病は、正式には『Ⅱ型糖尿病』というものです。

 

このⅡ型糖尿病は肥満やストレス、運動不足などの複合的な理由で発症すると言われています。

動物では、猫チェシャ猫がなりやすいのはこちらのⅡ型とされています。

糖尿病に関係するホルモンは人も動物もかわらず、インスリン(インシュリン)です。

Ⅱ型は、インスリンの分泌が悪くなってしまったり、作用が阻害されてしまうタイプです。

放っておくと、腎障害や脂肪肝も併発することもあります。

肥満の猫ちゃんは、正常体重の猫ちゃんの3~5倍、糖尿病のリスクが高くなっていますクワッ!!!

治療の際はダイエットが必須になりますネコ

 

Ⅱ型というからにはⅠ型もはてなビリーとお気づきの方・・・『Ⅰ型糖尿病』も、もちろんあります。

このインスリンは膵臓にあるランゲルハンス島という場所の、β細胞から分泌されています。

ですが、Ⅰ型糖尿病にかかってしまった場合、β細胞が破壊されてしまい、インスリンの分泌ができなくなってしまいます。

Ⅰ型糖尿病には犬犬がなりやすいとされています。

放置すると膀胱炎や白内障、細菌感染による皮膚炎などを併発することもあります。

 

犬の糖尿病(Ⅰ型の場合)の治療では、インスリン注射が不可欠となりますが、

猫の糖尿病の治療では、3割~5割の猫ちゃんは食事療法や運動を積極的に行うことで注射を必要としない場合も有ります。

もちろん、体質や合併症によって例外もありますので、100%とは言い切れませんが。

 

状態や病院、生活環境によっては、ご自宅でインスリン注射を行ってもらう場合もあります。

その際に注意しなければいけないことがあり、

注射正しい打ち方を教えてもらう

注射実際に打つところを見せてもらう

注射インスリンが効くからとうちすぎない

注射打ちすぎると、逆に低血糖

などなど。低血糖になってしまうとふらつきや昏睡などが見られます。

インスリンを打った後にいつもと様子が違う、と感じた際は低血糖になっている可能性があります。

この場合は、ブドウ糖を摂取させてあげることが大切です。ブドウ糖の粉末など、動物病院では取り置きがあることが多いですので、自宅での注射を指示された際は一緒にもらっておくことをオススメします。

 

糖尿病になった際の症状は

犬の手食べても痩せる

犬の手多飲多尿(普段の3倍量など)

犬の手嘔吐、下痢

ゴールデンレトリバー口臭が変わる

節子歩き方がおかしくなる(かかとをつけて歩いたり)

などが見られます。あれ?と思うことがあったら、獣医師に相談しましょう