看護師争奪 250億円市場 | ワンコイン健診「ケアプロ」川添高志のブログ

看護師争奪 250億円市場



今朝、姉にあったら、年賀状と一緒に朝日新聞の切り抜きを渡された。



看護師紹介


看護師紹介250億円の市場。

約4万人が紹介会社を利用しているようなので、
看護師一人当たり約60万円の紹介料だ。

看護師は約100万人が働いているので、
全就業看護師一人当たり2.5万円の紹介料。
つまり、紹介料がなしなら、看護師の給料を2.5万円上げてもイイ。

成人が約1億人なので、成人一人当たり250円の紹介料。
つまり、税金を250円減らしてもイイ。


良い人材の採用にはお金がかかることはあるし、
緊急の人材採用にお金がかかることはあるし、
民間企業の紹介事業の方が低コストで出来ることはあるだろうし、
一概に、看護師紹介ビジネスが悪いとは言えない。


ただ、現状は転職率15%と高く、
だから、紹介会社を使ってコストがかかり、
現場の労働環境整備にお金がかけにくく、
また転職率があがって、という悪循環。


そもそも高い転職率15%を下げること、
その上で、マッチングコストを下げて紹介単価を下げること、
そうすれば、病院の採用コストは減って、
福利厚生や教育に投資できて、医療の質向上に貢献する。


良循環を生み出さねば。


なお、ケアプロでは新卒・新人訪問看護師応援サイトを作るが、
お金を病院側からもらうのではなく、広告など企業からもらって
Win-win-winを作る予定。

http://www.can-go.com/


何も、公的な人材会社を作れば問題解決するというわけではない。
問題の本質はどこにあるか?