メガCD≒ゲームアーツ時代 | ケアマネくんのブログ

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最新でない情報を何となくお送りしたり、人気バラエティ番組をパクってみたり、サッカーの勝敗に一喜一憂したり、クオリティの低い創作物をアップしたりしてます。
ルールはただ一つ。仕事の話はしない(笑)

先日。メガドライブ(セガの家庭用ハード機)について、“チラシの裏にでも書けばいいのに・・・”な一人ごとをしたところではありますが。


まだまだ言い足りないことがあるのでまた書きます(笑)




今までのROMカセットからCDに媒体を移し始めたゲーム業界。


セガからもメガドライブの上位互換機、メガCDが発売されました。


CDになったことでROMカセットの上限を超える600MBの大容量となった訳ですが・・・


メガCDではあまり名作は生まれませんでした(´・ω・`)
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初代メガドラと初代メガCDの雄姿




そんな中、サードパーティのひとつゲームアーツの活躍はめざましいものだった!!



『ルナ -シルバースター-』(RPG)

『ルナ2 -エターナルブルー-』(RPG)


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1作目シルバースターはボリューム的にもシステム的にも小ぶりでしたが、セガ系には珍しい王道RPGでした。(ラスボス激弱)



そして、2作目“メガCD最後の大作RPG”と銘打たれたエターナルブルーは文句なしの傑作でした。


最近では珍しくないクリア後のおまけシナリオですが、EBのクリア後のシナリオは本編第2部と言った感じでボリュームのあるものでした。


キャラデザの窪岡俊之さんの絵も、デモのアニメもクオリティが高かった。


そして、シナリオがいい。ゲームアーツのRPGシナリオは悪意がなくて好感が持てます。


戦闘システムはコマンド式ですが、キャラクターが敵にトコトコ近づいて行って剣で殴ります(笑)


キャラクターのパラメーターで歩数が決まっているので、遠くから近付くと敵の目前で行動切れになることも(゜д゜;)


このシステムは後の“グランディアシリーズ”に受け継がれていきます。




『シルフィード』(疑似3Dシューティング)


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ポリゴンを使ったシューティングゲームで有名なのはスーファミのスターフォックスがありますが、メガCDでリリースされたシルフィードは凄かった。


このゲームでポリゴンを知った俺。


とにかく既存のゲームの常識をはるかに超える3Dデモ!!(当時)


いやー。カッコいい!!メガドラのFM音源に慣れていた当時。CD音源と映画のようなCGに、エシディシの沸騰血やサンタナの憎き肉片状態でした。(血沸き肉踊るの意味)



肝心のゲームは・・・正直シューティングとしてはイマイチ。自機の挙動にクセがあり、敵の弾も見えづらい。


背景の迫力は凄いけど、自機は斜め見下ろし固定なので2Dの縦シューと何ら変わりありません。


奥行きを表現するために、上ボタンを押すと自機がどんどん小さくなっていきます。(上の辺が小さい台形のイメージ)


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けどね・・・そんな欠点をねじ伏せるほどのパワーがあった!プログラムとかド素人の目で見ても凄いことやってるのが伝わってきました。


ゲームアーツの宮路洋一さんだったか弟の武さんだったか・・・当時雑誌でよくインタビューされていたのだが、その中にこんな記事があった。


『ポリゴンなんて使わなくても、ドット絵を書いて、リアルタイムでアニメーションさせれば同じ事!!』(うろ覚え)


ポリゴン、スプライトの化け物だったプレステvsポリゴンの表現もできる2Dマシンのサターン戦争。


敗色濃厚だった当時、『やはり時代はポリゴンなのか・・・』と落胆していた当時のサターンユーザーに勇気を与える一言でした。


普通に考えたら「そりゃ無理ですぜー」と言いたくなるところですが、この人が言うと本当にやりそうだから凄い(・Θ・;)


プログラマーだった宮路武さん。一昨年亡くなられたそうで・・・非常に残念です(ノω・、)




メガドライブの周辺機器たち


メガドライブは単体だけでなく、メガCDのように追加装備することで、その性能をパワーアップさせていくのだ!!


まるで戦隊モノの巨大ロボットである。



①メガCD:メガドライブと合体することで、飛躍的に性能をアップさせる。メガCD単体ではゲーム出来ない。


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初代メガCDにメガドラ2を取り付けるとこんな感じに・・・接続が不安でメガCD2に買い替えた。


②スーパー32X:メガドラ末期。スーパー32Xを取り付けることで32bit機になるというもの。ユーザーの興味は既に次世代機サターンに向いていた。



③メガアダプタ:メガドライブの前身「セガマーク3」「マスターシステム」のゲームをプレイできるようになる。ファンタシースターをプレイするためだけに購入。



④メガコンバーター:実は海外ではスーファミより売れていたメガドライブ。海外ゲームをプレイするために必要だった。



⑤ソニック&ナックルズ:コレ単体でも遊べるがソニック3と合体することで完全版になる。アナログでアップグレードさせるのだ。

ロックオンカートリッジと言われていたが、ロムカセットの2段挿しである!!ここまでするか!?



手持ちのメガドライブはメガドラ2、メガCD2に変えていたので画像は拾いものです



メガドラ鏡餅


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下からメガCD(初代)、メガドライブ(初代)、スーパー32X。たたずまいが鏡餅。黒いけど。

正月はこれをTVの前に飾る。




メガドラタワー:当時まことしやかにささやかれていた都市伝説の正体。


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下からメガCD(初代)、メガドライブ(初代)、メガコンバーター、スーパー32X、ソニック&ナックルズ、海外の32X用ゲーム


まさに狂気の沙汰。一つのゲームをプレイするのにこんなんいるか?

(実際はメガCDとソニック&ナックルズは除外できる)

メガドラに刺さったメガコンバーター・・・その上に32Xを刺す不安感・・・



更に!メガドラ、メガCD、スーパー32Xはそれぞれ電源が必要なので、ACアダプタを3個使用するのだ。



他にもメガドラタワーの亜種が存在するようだが最長で高さ50cmを超えるらしい(笑)自立できるのだろうか?



次回。ニンテンドーバーチャルボーイにロックオン!!