温暖で豪雪の少し違った今年の冬に戸惑い勝ちに過ごすこの頃、

頭に浮かぶのは例の4文字、 

概して人々は何か普通では無い時には、何かのせいにしたく成るものです。

でも思うんです、”長く生きていればそんな事もあるさ”と。

そうこういいながら今日も雪かきに追われるのでした。

 

さて、いよいよPODは組み立てに漕ぎ付けました。

 

少しづつですがやっとすべて揃った部品たち、 

以前の様にそのストーブを使う事を予定に組み込んで作業しているわけではありませんので

特に急いでもいません、 時間が取れる時にポツリポツリとプラモデルでも作るような感じです

 

一点仕上げをし忘れていた部品、 外筒のマイカを内側から押さえるプレートを耐熱塗装

しておきます。  荒く錆取りしたままでしたが焼ける部分なので塗装必須と考えました。

 

左のオリジナルのマイカはかなり良いレベルまで透明度を回復しましたが今回も使用は

やめて、右の新品を装着します。

 

こんな感じで透明でとても良い。

ネジはこの部分だけ再利用できそうなポジのプラスネジを見繕って装着しました。

これがステンレスっぽくて怪しいんだけれど? とりあえず再利用です。

 

外筒フレームの覗き窓に付くマイカも新調、ネジの通る部分をV字にカットします。

 

これは近所のホームセンターで購入のユニクロメッキのプラネジで止めました。

ちょっとだけ色が違うけど気にしません。 ところでポジネジって手に入るんでしょうか?

 

この部分は真鍮と電蝕を起こしていた可能性があるところ、 こちらも要観察です。

同じくユニクロメッキのプラネジで止めます。

 

外筒枠に滑り込ませてネジ止めします、 3本で止まっている形です。

 

今回は上面板はリベットで止めました。 次回の分解を考慮した前回のPOD8kでしたが

良く考えると次回は恐らくもう自分の生きている内には来ないだろう事が想像できますww

なのでリベットで潔くオリジナルな止め方を選択しました。

 

やっぱりオリジナルの止め方はすっきりします。

 

こんな感じで上側は完成しました。  意外と自衛隊さんカラーはグレーの上面板にマッチ

している様で安心しました。

 

次に外筒枠下側の受けを組み立てます、

芯昇降軸にはグリースを塗って取り付けます、 真鍮なので錆で固着するような事は無かった

のですが、稼働させる時の手ごたえを考慮してグリースアップしました。

何時もの自動車整備に使う普通の石鹸グリースです。

 

この軸の摘みですが、前回の経験で、プラスチック製の部品はバリが出ていて使用する度に

手に食い込むのでペーパー掛けをして綺麗に面取りしました。

 

こちらの軸は塗装が付着しないようにマスキングテープで保護しました、

こうすると塗装の厚みで動きが悪くなるような事もありません

 

こんな感じです。

 

芯外筒を取り付けてみました、すると取り付けネジ部分が少し緩いようです。

分解の時に強烈に固着していたところです、 錆の為ミルフィーユ状に1層剥がれて薄く

なっているのでガタが出たのです。

 

少し内側へ曲げてネジ部分のガタを減らしてみます。

とりあえずはしっかりと嵌るようにできました。

 

タンクへの装着で忘れていた部品をもう一つ発見、 ゴム製ガスケットが必要です。

 

前回の様に1,5㎜のOリング線で作成してみることにしますが 当日は時間切れでお預け。

 

タンクの内煙筒はいつも最後まで手付かずですが、完成した後に儀式の様に

磨く事にしています。 これは一番初めにストーブ趣味のきっかけを作ったAladdin38型から

つづく自分の中の取り決めみたいになっています(例外在り)

 

こんな感じにピカピカの鏡面に磨き上げます。 芯昇降時の摩擦を減らすのが主な目的で、

こうすることで軽く操作できます。

 

まだまだつづきます。