年明けから世の中に不穏な空気が漂うこの頃、家族ともども状況を注視しながら過ごす

日々が続いています。 皆さんもお気をつけて。

 

年末から年明けにかけて大寒波が襲った日本列島、 私の住む札幌も一か月ほど先の

寒さが前倒しで来たような感覚です。 そこはストーブ趣味人として本領発揮の時、

毎日ピカピカに磨いたレトロストーブをフル稼働させて廊下や吹き抜けの階段を温めて

大活躍します。 時にはデザインの違う別のストーブをさりげなく配置して、それに気づいた

家族の質問にこれまた付け焼刃のだれかのブログで読んだうんちくを披露して

悦に入る日々を送っています。 なんとも軽薄で単純な自分に呆れるのでした。

 

 

先日別件で錆取り作業をしたい物が有りガレージの花咲かG溶液を入れた容器を

確認すると、 それは溶液では無く”花咲かGブロック”でした・・・・

少し寒気の緩むまでそんな事は出来ない札幌です。

 

さて続きです、 タンクの穴の補修に成功したので外装塗装に取り掛かります、

錆の根まで取り切ったタンク、代償に空いた穴も綺麗に補修出来ました。

一応花咲かGには処理後の錆を抑える働きがありますが塗装下地などで早めに処理して

新たな錆の発生を封じ込める作戦です。

ーーー亜鉛塗料を下地代わりに使用します、 塗料が付着すると都合の悪い内煙筒を

マスキングします

 

塗装の前に卓上グラインダーに鉄ブラシを付けたもので磨きます

 

このように表面が一皮むけるように酸化被膜が取れて行きます

 

ここまで綺麗になればOK, この作業はナイロンクロスで手磨きでもOKです

 

補修なったタンク底面から塗装して行きます、  

まずはペイント薄め液をウエスに付けて脱脂します、シリコンオフなどでもOKです

 

全体に薄く一塗り出来れば十分です、 補修中に印た矢印が透けて見えて居るのが

判る通りこの手の塗装は塗膜を薄く仕上げるのがコツです。 厚く塗るとボッテリとした

印象になりますし、 垂れや乾燥後の剥離等その他の問題の原因にもなります。

 

タンクキャップの部分は今回も塗装の厚みを嫌って塗装しません、

 

こんな感じに上面もサッと一吹きで塗り上げます、

 

乾燥しました・・・・・

納得できていません、 その理由は

 

こちら近接写真、 このように表面は錆の根が取れた後の深いアバタが残っています

このまま塗装してもこのデコボコは残ってしまいます、 どうしようか?

 

などと書きましたがすでに方針は決定しています、薄付けパテでデコボコを埋め

耐水ペーパーで研磨します。

といっても今回のPODは前作の様な鏡面仕上げをするつもりは無いので程々に仕上げます

 

こんな感じで簡単にデコボコの溝を埋めることができました。

 

こちら代わって、先回花咲かGに差し戻した外筒フレーム、

すっかり錆は解けて綺麗になりました。

 

タンクと同じくウエスにペイント薄め液を含ませて全体を脱脂します

 

そうしたらまたジンクスプレーで下地を作って行きます

網状のフレームは塗装のミスとがなかなか載らないので少し多めに吹き付けました

 

ガレージに吊るして乾燥させます、 ジンクスプレーは比較的乾燥が早く低温下でも

2時間程度で乾燥します。

 

まだまだ続きます。