先日運転免許証を更新してきました。 今回はゴールド免許なのだそうですが

個人的には全く興味がありません。しかし、よく見てみるといろいろな物が安く買えたり、

任意保険等が減額されたりとかなりの優遇措置があるようです。 

あちこちで買い物をすると付与されるポイントと同じで今まで一度もその恩恵を享受した

事がありませんが、今回は少し調べて実際に使ってみようかとも思います、

(本当は違反3回までチャラとかそういった優遇措置のほうが・・・)

皆さんは如何でしょう?

 

引き続きポツリポツリと組み立て作業を進めます、

前回はタンクの部分まで進めたのでした。 

さて、それでは続きです。

 

厳密に言えばやや青みが強いフレームですが、タンクとはほぼ瓜二つの色合いです、

どうしても琺瑯の色には合わせられない大量生産品の宿命があります。

 

フレームは上側の張り出しの無い16型の後期の様なタイプです、

しかし、下側のギャラリーの乗る部分の形状は完全に15型なのです。

折衷タイプであるのが良くわかるところです。

マイカは今回新品を使用します。 最近ではマイカのくもりも味と思えるようになったので

滅多なことでは交換しないのですが、今回はフレームも新品同様に塗装できたので

新しくしてみました。

 

覗き窓枠がメッキの15型意匠、4か所ねじ留めされています。

本来の15型は内側に耐熱板が入ったりしますがこのモデルは外筒に直にネジ止めです。

 

ギャラリーを入れて、外筒を取り付けます。

外筒を倒す方向等、ネットで調べて取付ます、反対に組んでしまったりしてあるものも

結構あるようですが本来は覗き窓を正面に向かって左に外筒が倒れるのが正解の様です。

 

花咲かGで完璧に錆を除去した留め具と、真鍮ネジ、

これは地方へ行った時に目に止まった金物店で飛び込みで購入したマイナスの真鍮

機械ネジです。少し長めなのでカットして使います。

マイナスネジはこの部分には欠かせません。

 

ボイルリングを取り付けて外筒は完成です。

元々琺瑯が綺麗な個体なのでこれだけで見ると新品の様ですね。

 

ヒンジのシャフトです、

傘とは反対側がカシメて止めてありましたが分解過程でカシメ部分は取れてしまったので

クリップを使ってみます。 軸径は3mmです。

 

この様な感じに突き出した軸にクリップを差し込んで留めます。

幸い長さ的にもクリップの止まる余地があります。

 

仮組が終わりました、久しぶりに本来の形に戻った15型です。

道程は長かったです。

 

取っ手の形は15型ですね。 8本足も地震に対しては有効です。

 

フレームが歪んでいるようです、ラッチがずれて嵌り込んでしまいます、

少し修正します。

 

15型、16型のアイデンティティーの外側から見えるギャラリーの通気孔がオシャレです。

 

ヒンジの部分の角度を調整して巧く収まるようにしました。

 

さて、芯外筒と内炎板を仮組します、 

まだ仮組状態なので最後の磨き作業はしていません、

 

こちらは用意した15型用の芯です。 ネットで購入できます

 

15型を使用するのは初めてです、 芯を最も下げた状態でこの位置までしか下がりません、

他のストーブでは芯外筒の縁から1cmぐらいは下がるのですが、はたして?

 

外筒を立てた時に芯外筒にギャラリーがカタンと巧く収まる位置を出します。

タンクのネジを本締めしていないのはこの過程で位置の微調整が必要だからです、

この個体は2mm程タンクが動きました、うまく嵌る部分で本締めします。

 

灯油を入れて待つこと30分、緊張の初着火です。

 

問題なくブルーフレームが出ました。 燃焼については問題はありません、

少し赤い火が見えますが今回購入した芯の特徴で暫く不純物が燃えるようです。

これはサファイアストーブに使用しての経験談です。

当時はストーブの調整不足かといろいろと手を入れましたが、2日程すると自然に青色に

なりました。

芯の下がる位置が気になりましたが、問題無く消火しました。

 

形になった15型、38型より古いアラジンは初めてですので非常に興味があります、

使い勝手等楽しみなところです。

 

少し肩の荷が下りた感じがします・・。

 

そんなわけで当日の作業を終えて片付けを進めていると・・・・!!

あ゛~~。

 

一体どうなってしまうのでしょう・・・・     つづく