ストーブ趣味の良いところは特段難しいところが無いことでしょうか、
誰でも、自分で見つけた方法でレストア作業を進めて行けます、
多少の技術力の違いがあっても、概ね出来上がりの状態は同じ、
素人、玄人の線引きはほとんどありません。
極端な表現をするなら、”だれでも思い立ったら翌日には作業を開始できる”のです。
薄く耐熱塗料を塗布して錆の再発を抑えつつ、見栄えにも気を使った2次燃焼筒です、
この3個が右の芯棒で貫かれてて外筒の中に吊り下げられる形になります、
芯棒の干渉を避ける為に一方が微妙に高い位置を貫通します、その部分だけ注意します、
貫通した芯棒の先は少しオシャレをして真鍮の割ピンを入れます、
元は鉄製の割ピンで錆で朽ちていました、
最初の状態からは想像できない取っ手部分、 花咲かGが良い仕事をしています。
これはその後に軽くブラシをかけただけです、塗装はしていません。
取っ手の取付部分は内側と外側にクリップを留めてズレの防止対策をしています、
こうしてやると位置が決まって外れてこなくなります、
ギャラリーの様な、芯外筒の一部のような部品も綺麗に仕上がりました
網も嵌めて完成です、
ジンクスプレー下地の上から黒色の塗装をしておきます、
こちらのスカート部品も同じく。
足を留める鉄製のマイナスネジは状態が悪いので真鍮製に置き換えます、
ただ錆びて居るだけなら対処できましたがネジ山が錆で痩せて空回りします。
こちらの真鍮マイナスネジはデッドストックの木ネジの下にダイスでM4ネジを切って
自作しました、 我々ストーブ仲間では常套手段的な裏技です、
発案者は我々の師匠、先駆者、神w、キングパワーさんです。
燃料ゲージの対策をします、
せっかく燃料のレベル表示が読めるようになりましたが、あまりに禿げ禿げです
(特定の個人の髪の毛の量についての表現ではありません、ご理解ください)
と言うことで思い切って塗りなおします、
下地はジンクスプレーでしっかりと錆び対策をします・・・
そうしたら適宜に近い色を塗装します、
今回はこの色を使っています、
少し薄いように見えますが、おそらくオリジナルも生産直後はもう少し薄い色であったと
仮定して、経年前の状態に戻すイメージで塗りました。
さて、足とスカート、それに燃料レベルゲージの塗装が乾燥したら
いよいよ最終の組み立てです。