AGIPストーブは意外にも興味のある方が多いようです、

ブログのアクセス数でここのところ高水準を維持しています、

単純にAGIPで検索して表示されてしまって居る可能性も否定できないのですが・・。

 

花咲かGに漬けて1日後の部品の状態をレポートしてゆきます、

忘れた頃に確認すると脅威的な仕事をしていますが

一日程度だとどうでしょう?

 

 

一日後、16時間ほど経過しています、

錆が溶けだして溶液が黒く変色しています、

 

焼けた2次燃焼筒は錆の質もやや違う様です、 劇的には取れていません

 

一番外側の筒の表面はかなりいい具合です、

いずれももう少し継続して漬け置きしてみます、

 

こちらは何が入っているかわからない程真っ黒になった溶液、

中央はアラジン15型のしん外筒です、 花咲かGは鉄程ではありませんが真鍮部品にも有効です。

 

真っ黒の溶液に浸かっていたのはこちらのスカート部品、

材質の柔らかいと見えてこちらの作用具合は素晴らしいです、 おおかたの錆は溶けて

います、 錆びの深いところはやや残り気味ですがかなりのレベルです。

 

あれほど真っ赤に錆びていた内側も鋼鈑の地が出ています、

もう一日程漬けておいてみます。

足の部分も綺麗になっていますが、如何せん、錆が深かったためにあばたになっています、

こちらももう一日漬け置きします。

 

ハンドル部分の錆も一日でここまで溶けました、

もう一日でOKでしょう。

 

花咲かGの特徴として塗装に作用しないのでゲージの錆は塗装を残して溶けています、

錆びで読みにくかった燃料レベル表示が確認できるようになりました。

 

いずれももう少し漬け置き継続して様子を見ます。

 

さて、花咲かGが良い仕事をしてくれている間にタンクを磨いて行きます。

NissenのISシリーズの経験から真鍮磨きのノウハウはすでにあります。

 

タンク内部の劣化灯油やタール状の汚れは市販の換気扇用洗剤原液を300cc程入れ

振り回すと写真の様に綺麗に洗浄できます。  匂いも綺麗さっぱり無くなります。

 

外装磨きの我々の味方! クレのラストリムーバーです。

 

真鍮表面に刷毛塗りします、するとすぐに酸化被膜は薄オレンジ色に変化して除去しやすい

状態に変化します、 その間わずか5秒程、

 

そのままだと成分のリン酸が真鍮に悪さをする可能性があるので水洗いします、

こちらはナイロンクロスで擦りながらラストリムーバーを洗い流しただけの状態

すでに真鍮の輝きがでていますね。

 

仕上げにブルーマジックで磨きます、

然程の力はいりません、  ”つるり、ピカ!”が実践できます。

どんどん輝くので楽しい作業の一つです。

 

このくらいでどうでしょう?

 

ビカビカです。

こんな具合に小満足を実践しながら作業は続きます。

 

レストア編③につづく