移動用バーは、介助バーとも呼ばれるもので、ベッドの側面に取付けて、ベッドから起き上がるときや立ち上がるときに身体を支えるための手すりのこと。
ベッドの端に腰掛けて移動用バーを支えにして立ち上がったり、車椅子などの用具に移動するときに使います。
ベッドの高さを足の裏がきちんと床につくように調節しておくと、上体を起こして座ったときに身体が安定し、移乗がスムーズになります。

イリゲータースタンは、点滴をかけるフック付のスタンドのこと。
車輪がついて移動可能になっているものがあります。

在宅で点滴を行うときにイリゲータースタンドがない場合、代わりになるものを見つけるのはなかなか大変だと思います。
柱などにタオルハンガーやふきんハンガーを取り付けたり、タンスや棚の引き出しに針金ハンガー縦に伸ばした物ををはさんで代用すると簡単で便利です。