- もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら/岩崎 夏海
- ¥1,680
- Amazon.co.jp
今朝のOBS「朝感ラジオ」でお話した内容です。
***
今日から私が最近読んだ本の中から、役立つ情報をお届けするんですが、
最近売れている本で「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」という本があるんです。
ここに今日の本題である「顧客」のことが書かれているんです。
高校野球部のマネージャーの川島みなみちゃんという子が主人公なのですが、
「弱小野球部を甲子園に連れて行く」という目標を立てて、改革に乗り出すんです。
それで、マネージャーに関連する本はないかと探していたところに、
ドラッカーの名著『マネジメント』を手にするんです。
当然、『マネジメント』は経営学の本なので、野球のことには一切触れていません。
「あーあ。つまらない本買っちゃったなー」と思うんですが、
切り替えの早いみなみちゃんは、これを野球部の改革に応用し始めるんです。
「顧客によって事業は定義される」というドラッカーの言葉から改革が始まるんですが、高校の野球部の顧客って、いったい誰だと思いますか?
この本の中では、野球部の活動を応援してくれる「親」「学校」「先生方」というものがまず出てきて、都立高校という設定なので「東京都」「東京都民」も顧客ということになり、
あとは高野連や全国の高校野球ファンが顧客だということに発想が広がっていくんです。
これ、我々の仕事に置き換えていくと、顧客とはお金を頂く方々、
という単純な発想になってしまいがちですが、
仕事や事業を応援して下さる方々もまた顧客ということになるんですよね。
「誰に喜んでもらいたいか?」
「誰に感動してもらいたいか?」
という発想で、今一度、自分が行っている仕事の顧客、
また私自身の顧客というものを考えて欲しいなと思います。