自立型人材育成の「社基塾」塾長、古木です。
先日は、山口県のセミナーパークへ行ってきました。
ここは「21世紀を担う人材を養成する拠点施設」として、山口県ひとづくり財団により運営されています。
私も全国いろいろなセミナー施設に伺いますが、ここは本当に「ひとづくり」に取り組んでいること感じさせてくれます。
工夫のひとつは、山口県出身者の写真付き紹介パネルが施設内にこれでもかというほど掲示されていることです。明治維新に活躍した長州藩士をはじめ、作家、画家、安部総理をはじめとした政治家などがあります。
同じ取り組みをしたとしても、これだけの偉人を揃えられる都道府県がどれだけあるでしょうか。これらを見ると、自然に地元に対する誇りを感じ、自分もいつかはという気にさせてくれるから不思議です。
このような会場で登壇できたことを誇りに感じました。事務局のみなさん、いろいろお世話になりました。また受講者のみなさん、ぜひテキストの「復習」と職場での「実践」をお忘れなく。
【山口県セミナーパーク】
http://www.hito21.jp/seminarpark/
さて今回は、2月1日(月)の新聞朝刊の「気になる記事」について、みなさんにご紹介させていただきたいと思います。
それは、日本経済新聞 “「頭の体幹」鍛えよ”というコラムです。なぜこのコラムをご紹介するかというと「基礎力」の大切さについてたいへん的確に示しているからなんです。
この記事ではNPO法人「人材創造フォーラム」が立ち上げた産学連携若年層育成プロジェクト(法政大学教授藤村博之氏を中心としたメンバーで構成)が発表した「12の提言」が紹介されています。
今回の発表内容から、主な点を抜粋してみたいと思います。
■どんなスポーツでも体幹がしっかりしていないと良い成績を残せない。頭にもそのようなものがあるのではないか。私たちは、それらの能力を「頭の体幹」と呼ぶ。
■「頭の体幹」は、大学教育だけで形成されるものではない。入社後もトレーニングが続く。しかし、基礎がしっかりしていなければ効果は高まらない。
■会社の中で誰かがしなければならない仕事に取り組むことで「できること」を増やしていけば、そのうち「やりたい仕事」につくことができる
~「大学と企業への12の提言」からの抜粋~
③教員(会社の場合は上司や先輩)が教え方を工夫する
⑪考える習慣を身につけさせる
⑫入社後も「頭の体幹」を鍛え続ける
ここで述べられていることは、私が2010年4月1日弊社ホームページに投稿したコラム記事にたいへん近い内容だと感じました。そこで、まったく同感という気持ちで読ませていただいた次第です。
【2010年4月1日付コラム】
http://www.careert.co.jp/notice
「基礎力」さえしっかりしていれば、後はその上に「専門知識」と「実務経験」を積んでいくだけなんです。しかし「基礎力」しっかりと身についていないと、いくら「専門知識」や「実務経験」を積んでも伸びないんですね。「社会人基礎力」の重要性を再認識させられました。
あれこれ手を出すより、この3つの能力、12の能力要素に絞って強化すべきだと思います。専門知識を得て、実務経験を積みながらも伸び悩んでいる方、ご自身の3つの能力、12の能力要素を見直してみませんか。
これからも「社会人基礎力」の普及・促進により、働く喜びを実感するため、働く苦しみ(ストレスなど)を取り除くために取り組んでいきたいという気持ちを新たにさせてくれた記事でした。
長いお時間おつきあいいただき、誠にありがとうございました。
少しでも、みなさんの「人材育成」のヒントになれば幸いです。