名古屋 愛知 岐阜キャリアコンサルタント
那須です。( 旧姓 横幕美穂 )
お立ち寄りありがとうございます。
キャリア相談で
「先入観なく、話を聴くことの難しさ」
というお話しになりました。
たとえば部下との面談です。
「この人はこういう人だから」
という“決めつけ”があるとする。
すると、その枠組みの中で話を
聴くことになります。
「この人はいつもこうなんだよね」
「この人に言っても無駄だろうな」
「この人にこれが理解できるだろうか」
どうしたら良いのでしょうか。
あなたの相手に対しての見方に
「空白を残す」
「間を空けて」
聴くということです。
真っ白な気持ちで😊
絵画や写真など感性をゆさぶる
美しい芸術作品は
構図に「空白」や「間」がありませんか。
そこに余韻や余情を感じますよね。
「この方には私の知らない部分が
沢山あるのだ」という気持ちで
それを理解しよう、聴こうとして下さい。
「こう思っているのかな」
「こういう見方をすることもあるんだな」
「こういう行動を取ることもあるんだな」
と仮説を立てながら聴くことが
とても大切なんです。
「空白」「間」があれば
純粋に目の前にいる人を観察、
その余白に仮説を立てることもできますよね。
私の話で恐縮ですが
実家の母の心配や口ぐせに
「お前は不器用だから、家事が全くできないよね」
もう子どもの私とは違うのにね^^;
それがたまらなく嫌だったんです。
母にとっては、
子どもの私で成長は止まっていて
頭の中はいっぱいなんですよね。
「今の私」を取りこんでくれない。
いつまでも子ども扱い(笑)
「空白」「間」に
新たな情報を書き込んだり仮説検証をしたりしながら
先入観や決めつけなく
聴いていきましょうね。
それが豊かな人間関係や
相手への本質的な問題解決をもたらします^ ^