月2回ほど、就労準備支援事業に加わらせていただいている。
ひきこもりや何らかの事情で就労から長期間離れておられ(あるいは仕事経験がなく)、すぐには一般就労はもとより、就労継続支援(B型、A型)、就労移行支援事業(障害のある方の職業訓練)にも行けない方々。生きる上で非常につらい体験をされた方や、精神障害をもつ方が多い。
これが、すごくやりがいがある。初め、口をなかなか開かなかった人や距離を取っていた人も、変化が始まり、B型さんに移られた方、さらには一般のアルバイト就労を始められた方も出てきた。明るくなったそれぞれの方の表情が、私を元気にさせてくれる。
やっているのは、いっしょにアート作業、個別面談、ときにワークショップ形式でのグループ研修(「社長さん面談ごっこ」など私のオリジナルメニューを加える)。心がけているのは、それぞれの人の「輝く側面」の活用だ。これには、ブリーフセラピーの学びがその人達と接する上で非常に役に立った。なかでも、若島孔文先生の『ブリーフセラピー講義-太陽の法則が照らすクライアントの「輝く側面」』(金剛出版)から随分とヒントをいただいた。
このたび、その若島孔文先生が、『短期療法実践のためのヒント47 心理療法のプラグラマティズム』(遠見書房)を出された。私も一気に読ませていただいた。新たな気付きや学びも多々あった。私の支援活動のなかで思わずそれらが出てきて、利用者さんの笑顔と出会うとうれしいな、と思っている。
本の帯にこんな言葉がある。
「助けられているのは私自身である」
若島先生ほど深くはないにしても、私自身もそんな実感がある。
 
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