1.採用担当者の立場で考える
あなたがこれから転職をしようと考えていたり、転職中なら「次はどんな仕事をしようかな」とか「どの会社にしよう」と考えていることでしょう。
このように、応募者の立場で物事を考えるのは当然ですね。
私も過去に5回転職経験がありますが、同様に考えていました。
今は第3者の立場から、他者の転職を支援するようになりましたが、実際に働くのはあなたですから、私はあなたの思いや考えを最優先してサポートします。
でもね・・・
残念ながら、採用するのは私ではありません。
私が採用担当者なら「ぜひ当社へ」と言って、あなたを採用するのですが・・・
あなたが応募する会社の採用担当者に「ぜひ当社へ」と言って頂けるには、あなたも採用担当者の立場で考える必要があります。
2.採用担当者はどこを見ているの?
転職に限らず、採用活動は担当者にとって、大きなリスクになります。
採用した人が活躍してくれれば良いのですが、その反対の場合、退職を勧告しなければならないこともあるからです。
「良い人を採りたい」
あなたも採用担当者なら、きっとそう思うでしょう。
では、この「良い人」をどのように判断しているのかが、大きなポイントになります。
そのため、ストーリーを考える必要があります。
ところで、あなたは「なぜ転職が必要」なのでしょうか。
応募する会社に対する志望動機や自己アピールを考える前に、そもそもなぜ転職するのか。
在職中であれば、どうしてその会社を辞めるのか。
実は、これを明確に答えられる人が少ない。
3.書類選考の重要性
既に書類選考の段階で、選考が始まっているわけですから、応募書類に「転職する必要性」を記載することが大切。
転職の理由は色々あるでしょう。
まさに10人いれば10通りです。
だからこそ、それを説明する(伝える)必要があります。
・キャリアアップ
・新しい仕事への挑戦
・労働環境の改善
他にも色々あり、また、理由が一つだけではなく、様々な要因が絡み合うことも多いでしょう。
どんな理由であれ、採用担当者が応募書類を読んで「なるほど」と納得してもらえることが大切です。
そのため、履歴書と職務経歴書が重要になるわけです。
4.アピールポイントについて
次に、アピールポイントを記載します。
これがいわゆる自己アピールになります。
あなたの強みを簡潔でわかりやすく伝えること。
これは他の応募者との差別化に繋がります。
最後に、言葉選びや文体に気を配りましょう。
私は、応募書類の添削や作成代行をするとき、依頼者の年齢、応募する業界や職種によって使い分けています。
また、書体やフォントサイズも変えています。
応募書類は転職者において「名刺」のようなもの。
履歴書と職務経歴書が果たす重要な役割について理解を深め、成功への第一歩を踏み出してください。
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