1.1年の計は元旦にあり
年の始めに多くの人が「今年の目標」を立てると思います。
私も1日に初詣に行きましたが、たくさんの人が「絵馬」を奉納していました。
1年の計は元旦にあり
昔からそう言われており、新年に1年の目標や誓いを立てることを勧められています。
でも・・・・
なかなか実現しないことが多いのではないでしょうか。
ふりかえれば、2023年もあっという間に過ぎてしまった。
その前の2022年も、2021年も・・・・
そのような方が多いと思います。
2.大切なことは、まず手放すことから始める
よく例え話に使われますが、湯のみ茶碗に新しいお茶を注ぐためには、まず今茶碗に残っている飲みかけのお茶を捨てることが大切です
同じように、新しいことを始めるには、なにかを手放すことから始めてみませんか。
手放したり止めることで、新しいことに挑戦するための時間や心のゆとりが生まれます。
逆の言い方をすれば、今の状態で既に忙しいわけですから、まず時間を確保することが大切です。
わかりやすい例をあげると、勉強する時間を確保するために朝30分早く起きるとします。
その30分間、睡眠不足になるわけですから、必ずどこかで無理が出る。
だから、長続きしないわけです。
そのため、まず止めるとか手放すことから始めてみましょう。
3.手放すことの効果
「断捨離」という言葉が一般的になりました。
「断捨離」は、やましたひでこさんがヨガからヒントを得て、モノと自分の関係を改善する考え方や生き方です。
元々はヨガの指導者である沖正弘さんが提唱したヨーガの思想であり、1976年の著書『ヨガの考え方と修業法 上巻』において「断捨離」という語が使用されています。
不要な物を減らし、生活に調和をもたらそうとする思想であり、「断とは、新たに手に入りそうな不要なものを断る」「捨とは、家にずっとある不要な物を捨てる」「離とは、物への執着から離れる」ことを表しています。
何かを始めるためには、まず最低限時間の確保が必要になります。
そのため、不要なことを止めて、その時間を新しいことに当てていく必要があります。
4.手放すことの効果
断捨離など、止めたり手放すことは他にも効果があります。
一番の効果は、心が軽くなること。
私は2020年頃から新聞を取ることを止めました。
そして、2023年からはインターネットのニュースも一切見なくなりました。
最初、周りの人と話が合わなくなるのでは、という不安がありましたけど、やってみたらあまり影響ありませんでした。
必要があれば、調べれば良いからです。
一般的にニュースは暗い話題が多い傾向がありますが、新聞やニュースを見ることを止めたら、不安を感じることが減りました。
それまで新聞やニュースを見ていた時間を、当日の予定を確認したり見直す時間に当てています。
日本マーケティングリサーチ機構の調査によると、スマートフォンの1日の使用時間は、最も多かった回答は「3時間以上」(53.75%)でした。(調査対象は10~70代以上の男女で、有効回答数は1174人)。
この時間を半分にするだけで、1時間30分の時間を確保できます。
7日間なら、10.5時間
1ヶ月なら、46.5時間
スマートフォンを見る時間を半分にするだけで、これだけの時間を生み出すことができます。
明日は4日。
多くの人が仕事始めかと思いますが、連休の終日である今日は明日以降に備えて、これから手放すことを考えてみませんか。