書けそうで書けない履歴書と職務経歴書

あなたは大丈夫ですか。

 



「書類選考が通らない」

「履歴書と職務経歴書に何を書けばいいのかわからない」


そんな声をたくさん伺いました。

また、これまでたくさんの履歴書と職務経歴書を添削させて頂きました。

それで気付いたことがあります。

それは【自分視点】で書いている人がほとんどということ。

履歴書と職務経歴書に限らず、ビジネス文書は自分以外の人が読む文書です。

そのため、誰が読んでもわかりやすいことや、読み手の立場で書くことが大切になります。

つまり
【相手軸】で作成することが求められます。

ところが、多くの方が
【自分視点】で書かれています。

自分軸の文書とは日記のように、自分の行動や思考を自分の立場から書かれている文書です。


「こういうことをしてきた」

「ここが大変だった」

「ここをがんばった」



過去の職歴をふりかえり、思考や行動してきたことを時系列に書いている。

事実をそのまま書いているわけですから、間違ってはいません。

でも、読み手である採用担当者の立場で考えると、
「知りたいのは、そこじゃないんだよな」となってしまいます。

では採用担当者は何を知りたいのか。

それは一言でいえば
【会社にどのような貢献をしたのか】になります。

「あなたはどのような実績や成果をあげたのか」

「そのために具体的にどのような行動をしたのか」


だから、読み手である採用担当者の視点で、履歴書と職務経歴書を作成するように意識してください。

どうですか。

あなたの履歴書と職務経歴書は、採用担当者視点で書かれていますか。

そのためには
「自分が経営者だったら応募者の何を知りたいか」と考えてみましょう。

あなたは会社を経営している社長です。

会社を発展させていくために、新たに優秀な社員を雇いたいと考えている。

そのようなとき、応募者の何を知りたいでしょうか。

おそらく、これまでどんな仕事をして、どのような成果や実績をあげてきたのか。

成果や実績をあげるためにどんな工夫や努力をしたのか。

そんなことを知りたくありませんか。

あなたはそれを、ご自身の履歴書と職務経歴書に書いてください。

次は必ず書類選考が通るはずです。