適職の見つけ方 その7は自分への評価です。

これは、入社してみないとわからないことなので、事前に見分けることはほぼ不可能だと思います。

ただ、自分への評価は大変重要な項目なので、あえてご紹介しています。

なぜなら、これが仕事のモチベーションと深く関わりがあるからです。

いくら頑張っても正しく評価してもらえなければ、やる気は低下してしまいます。

また、評価は組織内で昇進など新たなポストへ就くチャンスにも大きく影響してきます。

自分の仕事に対して、上司や周囲から適切に評価がなされていれば、仕事から得られる満足感や充実感も高まるでしょう。

だから、評価制度の有無や、その評価方法は自分にふさわしい職場かどうかを判断するうえで大切なポイントになります。

そこで、評価方法の確認です。

まず、あなたが現在働いている職場で身近な人を思い出してください。

今、お仕事をしていなければ、以前勤めていた職場の人を思い出してください。

あなたからみて、その人が上司やの周囲の人から適切な評価をされていましたか?

それとも、違っていたでしょうか?

その人は普段はいい加減で適当な仕事しかしていないのに、上司が居るときだけは頑張っている振りをしている人。

 

それとか、上司に取り入るのが得意な人。

 

いわゆる【ゴマすり】です。

 

 

 

 

 

そのような人が、上司から高く認められていたら、きちんとした評価制度が整っているとはいえませんね。

ところで、これのどこが問題か、おわかりでしょうか・・・

 

 



それは、あなたもきちんと評価されていない可能性があるということです。

あなたは、上司がいなくても手抜きせず真面目に仕事をしている。

でも、上司がそれに気づいていなければ、不当な評価をされているかもしれません。

そのため、先のいい加減で適当な仕事をしている人やゴマすりが、先に昇進したらどうでしょう・・・

おそらく、あなたは不快に思うことでしょう。

だから、きちんとした評価制度があるかどうかは、とても重要になります。

ある人物に対して、あなたやあなたの周囲の人の評価と、上司の評価が整合性が取れていれば、評価制度がきちんとしているといえます。

反対の場合だと、評価制度はあまり機能していないことになります。

仕事を選ぶ時、何を重視するかは人によって異なります。

そのため、あなたが昇進を望まず、上司からの評価があまり気にならないのであれば、この『自分の仕事に対して適切に評価がなされていること』という条件は、あまり重視する項目ではないかもしれません。

しかし、あなたは、その会社で「上位のポストについて、もっと会社全体を良くしたい」と考えているなら、ここは重要な問題になります。

評価が、半年間、もしくは1年間の活動内容とその成果や実績で決まるのか。

それとも、一応そのようなものはあるけれど、結局上司の気分で決まってしまうのか。

上司も人間です。

気分や感情で判断してしまう場合もあります。

でも、それを防ぐために評価制度があるわけです。

あなたの職場はいかがですか?

あなたの職場の身近な人は、適切な評価をされていますか?

そして、あなた自身、納得できる評価をされているでしょうか・・・

今後、ますます個人の能力が重視されていきます。

それに伴い、個人の評価も厳しくなっていくでしょう。

今日は、職場の評価制度について記しました。

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