■就活・・・面接で「盛っても」いいですか
3月から大学生の就職活動が本格的にスタートし、
企業によっては、これから面接が始まります。
高校でも実際に採用面接が始まるのは8月ですが、
もう面接の練習が始まっています。
そこで、学生さんから時々質問されることがあります。
「面接でどこまで『盛っても』バレませんか」
「面接では本当の事を話した方がいいのですか」
私の長女も大学4年生で、現在就活中です。
やはり、友達との会話の中でも同じように、
「面接さぁ、どうする?」
「正直に話した方が良いのかな?」
「でも、正直に話して不採用だったら嫌だよね。」
「だよね~」
「じゃあ、盛っちゃう?」
「盛ろう、盛ろう!」
「でもさ、どこまで盛ってもいいのかな?」
「そこがわかんないんだよね~」
「ムズイよね~」
というような、採用担当者が聞いたら絶句しそうな会話をしているそうです。
就職活動について書かれた書籍の中にも、
「面接なんて、しょせんお互い騙し合いだから、バレなきゃ大丈夫」
「ハッタリも実力のうち」
と書かれたものもあります。
私は、入社することよりも、入社した後の事を考慮しています。
入社すること自体を目的とするなら、
「ハッタリも実力のうち」でしょう。
しかし、ハッタリは入社したあとでバレます。
その会社で長く働き続けることを考えると、
「面接でウソをついた」という汚点を付けられてしまう方が、
仕事に支障が出るのではないでしょうか。
等身大の自分を表現して、
それで採用してくれる会社なら、
入社後も居心地が良いと思います。
そうであれば、面接で「盛る」ことのメリットは無い、でしょう。
就活って恋愛に似ているところがあります。
自分をより良く見せることで恋愛がうまくスタートしても、
次第に実体が見えてきて失望してしまう・・・。
よく「安いメッキはすぐ剥げる」といいます。
採用担当者や配属先の上司をあとでガッカリさせない為にも、
等身大のあなたを伝えてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
今日も良き一日でありますように。