【転職・就職】組織を選んで戦略的にキャリアデザインを!(2)
こんばんわ。
昨日は、キャリアデザインと転職先の組織構造について戦略的に考えることがいかに大切かを
お話させて頂きました。
しっかり転職先の組織構造を分析し、
「こんなはずではなかった!!」なんてことがないようにしましょうね!!
さて会社の組織は大きく分けて
①機能別組織②事業部制組織③カンパニー制組織④持株会社制組織に分かれると説明いたしました。
今日はカンパニー制組織・持株会社制組織について説明させて頂きます。
◆カンパニー制組織
◇カンパニー制組織とは
事業部制組織と機能別組織のメリットを取り入れた形になります。
有名どころだと、ソニーさんや伊藤忠グループさん、サイバーエージェントさんなどがあげられますね。
ベンチャー企業もほぼこういった形なのでしょう。ベンチャー企業の強みは「スピード」なので、少々規模
が大きくなると「カンパニー制組織」の形態に移行する会社が多いようです。
会社が大きくなると、機能別組織・事業部制組織の両者が必要になり、各部署との軋轢・意思決定の遅さ
が遅くなることを反省し取入られたものです。
大企業になり、意志決定のスピードが鈍化したことに危機感をもっている会社はこの組織を取り入れている
様です。京セラの稲盛さんが「アメーバ経営」といっています。
◇カンパニー制組織で働くことのメリット・デメリット
組織がコンパクトにまとまっているので、将来経営者としてのスキルを積めることになります。
ただし、カンパニー制組織は大企業が「意思決定のスピード」を求めたためできた組織であるため、大企業に入社若しくは転 職する必要があります。大企業の組織に嫌気がさしている方などは従業員20人~30人程度のベンチャー企業に行くことをお勧め致します。
◆持株会社制組織
◇持株会社制組織
カンパニー制組織を持株会社制組織に移行したものです。
1997年の法令改正によって純粋持株会社制組織の設立が可能になったものです。
さて、皆さんはどんな組織が自分にあっているとおもいますか?
そしてどんな組織で将来のキャリアを構築していこうと考えていますか?
キャリアを構築する際はこういったお話も担当のキャリアコンサルティングさんとお話してみてくださいね!!
- 稲盛 和夫
- アメーバ経営―ひとりひとりの社員が主役