先日ドッグランで、わんこが喧嘩になり止めにはいった飼い主さんがかまれてしまいました。
その飼い主さんに、犬の噛みきずは湿潤療法が一番と話したのですが
買ったテープにはつかってはいけないの書いてあったそうで、なぜ湿潤療法が良いか、
詳しくお伝えします。
ここからは、かまれた飼い主さんのブログに投稿しようとしたコメントです。
(うまくコメントが入らないのでこちらのブログに載せました。
この前は大変でしたね。
目の当たりにしてしまいました。
止められない飼い主さんと後で話ししましたけど、犬が悪いののではなくて、飼い主が制御できないのが問題だということを、しつこく話しました。
少しわかってくれたかも。でも二回目ということ、許されないですね。
ところで、湿潤療法と消毒と破傷風ですが、(ちなみに私は医療従事者です)
破傷風はあとから消毒しても効果はありまん。
通常、犬にかまれるとすぐ免疫の注射と破傷風の注射をします。予防接種で一度免疫ができると10年続きます。
次に消毒ですが、消毒すると傷が深くなるだけで細菌を殺す効果はさほどありません。
傷が深くなる理由は、むき出しの人の細胞を消毒薬が攻撃し破壊するからです。
細菌を殺す効果が少ないのは、細菌には細胞壁があり、(人にはない)人の細胞よりも消毒薬の効果が少ないからです。
それと、化膿するのは細菌があるからだけではなく、
細菌が繁殖する状態(場所・栄養・細菌)が必要なので、
速やかに細菌を減らし(流水または生理食塩水で洗う)乾燥しないで、浸出液をためない状態をつくれば、傷は速やかに修復します。
要するに湿潤療法のテープを張ってください。
テープの注意書きは張りっぱなしにして化膿した人がいるからだと思われます。きちんと管理すれば大丈夫です。
乾かすとかさぶたができ、出口がないのでその中でばい菌が繁殖します。
ということで、もし湿潤療法詳しく知りたければ、夏井まこと先生の本をご覧ください。
よかったらおかししまよ。
カノンお兄さんの傷、たぶん打撲が酷くて、あと擦り傷のような感じだったので、かさぶた作らないようにして、湿潤療法すれば後のこらないでなおりますよ。
私のクリニックでは、3年ほど前から傷の治療は湿潤療法に変えてますよ。それで、みなきれいに治ります。
お大事にね。
ということで、もし犬に噛まれたら参考にしてください。
最後にいつも平和なモニカです。
