こんばんは。

自分らしく生きる人を育む

キャリアカウンセラーの石井です。

 

今日のタイトル。

もし、お子さんが「習い事を辞めたい…。」

と言ってきたらどうしますか?

 

きっと今日1日だけでも全国にはこんな話が

出ているご家庭があるのではないでしょうか?

 

「簡単に辞めずにがんばりなさい!」

「嫌なら辞めたら?」

 

と、親御さんによって様々だと思います。

 

我が家の話で恐縮ですが、

私には小学2年生の娘がいます。

習い事はピアノ(4年目)と

極真空手(2年目)をやっています。

 

(この前買ったとてもわかりやすい教本)

 

でも、この2つに落ち着くまで

バレエは3ケ月で辞め、

体操は6ケ月で辞めました。

水泳にいたっては体験1日目で辞めました(笑)

 

元々、我が家は

「嫌なものを無理にやる必要はない。」

という方針ですが、

本人が「(試しに)やってみたい!」

といったものはまずはやってきました。

 

極真空手は元々、娘が東京オリンピックでを見て

「やってみたい!かっこいい!」

というので始めました。

 

ただ、初めて5ヶ月目の頃、

「やっぱり痛そうだから辞めたい。

でも、武道には興味があるの。」

というので、私なりに調べた結果、

少林寺拳法がよさそうと感じて、

極真空手を辞めて少林寺拳法に

なんと親子入門しました(驚)

私も娘と2人でやるのはいいなと思ったので。

 

ところが2ヶ月ほど続いたある日、

「パパ、やっぱり極真空手に戻りたい…。」

「!?!?!?」

と娘にいわれました。

 

娘いわく、雰囲気になじめず、

気の合うお友達がいた極真空手に

戻りたいと感じ始めた

(というよりも娘の中では決めていた)

ようでした。

 

皆さんならお子さんがうちの娘のように

いってきたらどうされますか?

 

正解は無いと思いますし、

ご家庭によって様々な価値観と対応があると思います。

 

我が家の場合、正直2ヶ月で辞めたいと言われ、

過去にもバレエ3ケ月、体操6ヶ月で辞めているので

私は一瞬「またか…(笑)」と思いました。

 

でも、まずは夫婦で話し合いました。

 

7歳の小学生が2ヶ月で辞めると親に伝えることって

とても勇気がいると思うんです。

 

案の定、娘は最初妻に相談して、

「辞めるといったらパパはなんていうかな?」

と気にしていたそうです(^^:

 

我が家では

「Mちゃん、辞めたいんだね。

 どうして辞めたいと思ったかパパに聞かせてくれる。」

「辞めたいと思うならパパとママはMちゃんの

 気持ちを尊重するよ。」

「空手の先生と少林寺拳法の先生には

 パパから話そうか?(「うん」と娘)」

と関わりました。

 

まずは辞めた極真空手の先生には

「2ケ月で出戻りしたいのですが

 よろしいでしょうか?」と聞いたところ、

「ぜひぜひ!きっと少林寺拳法での

 2ヶ月もMちゃんにとって

 よい経験になったと思いますよ♪」

とおっしゃっていただきとても救われました。

 

そして少林寺拳法の先生にも

娘の気持ちを伝えたところ、

「残念ではありますが、Mちゃんが

 やりたいことをやるのが一番ですよ!」

とおっしゃっていただき、

これまた親としてもとても安堵しました。

 

そして、2ヶ月で辞めることを快く了承して

極真空手に戻ることを応援してくれた

少林寺拳法の先生とお友達への感謝の気持ち。

 

そして、2ヶ月で出戻りをすることを歓迎してくれた

極真空手の先生への感謝と新たな決意の気持ち。

 

これは娘にはしっかり伝え、

本人も目に力を宿しながら理解したようでした。

 

考え方によっては、

辞めたくなっても続けることに価値がある

簡単に辞めると辞め癖がつく

続けていくうちに好きになる

など、色々あると思います。

 

子どもの気持ちの変化に向き合い、

本音を話してくれた娘の勇気を承認し、

親としてサポートできることはする。

 

短期間で辞めたり、出戻りなんて

親としても恥ずかしいという気持ちも

あるかもしれません。

 

でも、一時的な感情よりも

中長期的に見て我が子にとって、

親子関係にとってどんな選択をするのが

より良いと思えるのか。

 

何のために習い事をするのか?

本当に大切なことは何か?

 

子どもの本当の気持ちを尊重し、

親としてチャレンジを支援し、

親子で幸せを感じる関係構築をしていく。

 

皆さんのご家庭ではどうですか?

 

おかげさまで娘は今年から極真空手に戻り、

はつらつと稽古に励んでいます。

来月には初めての昇級試験も受けられそうです。

 

これから先、また辞めたいというかもしれません。

いつまで続けるのかわかりません。

でもその時その時の感情を大切しながら

娘なりに納得のいく選択をして

もらえたらと思うのです。

 

親としてできることは何でもします。

 

え?一緒に少林寺拳法に入門したパパはどうしたの?

という声が聞こえそうですね(苦笑)

 

私も娘と一緒に辞めました。

何の問題もありません(^^)

 

今後、子育てにも役立つ心理学の視点も

交えながらまた投稿しようと思います。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

今日もあなたの未来を信じています。

 

 

キャリアカウンセラー 石井慎太郎