こんばんは。

自分らしく生きる人を育むキャリアカウンセラーの

石井慎太郎です。

 

さて、皆さんは過去に対して

どのように捉える傾向がありますか?

 

過去は過ぎ去った時間。

二度と戻ってはこない。

 

だからこそ

「あのときもっとこうしていれば…。」

「なんで~したんだろう。」

と後悔したり、

今でも引きずってしまうことがあるかもしれません。

 

今日は仕事で母校を訪ねたのですが、

その際、過去に対する捉え方にふとした気づきが

あったのでシェアさせていただきますね。

 

私の母校は東京都の郊外にあり、

使う駅によっては写真のような坂道を上り、

 

 

トンネルをくぐると、

 

 

そこは大学(驚)

 

 

卒業してすでに26年が経ちますが、

構内に足を踏み入れると当時の記憶が

よみがえります。

 

小学校、中学校、高校も含めて

出身校に対する思いは人それぞれですが、

私は自分の母校のことが好きです。

 

正直、大好き!って感じではないのですが(笑)

好きです。

ここの卒業生でよかったと思いますし、

生涯付き合える友人にも恵まれました。

 

人によっては、

「本当は他に行きたい大学があった。」

「親が行けといったから入学した。」

「ここしか合格しなかったから入学した。」

など、母校に対してポジティブに

捉えられない方もいると思います。

 

その裏には様々な事情、価値観があると思います。

(私も入学前に学部選びのことで父親と

険悪になったこともあります。)

 

確かに他の選択をしていれば

出会う人も違い、学ぶことも違い、環境も違い、

そこから形成される価値観も違ったかもしれない。

 

でも、今日母校を訪ねたときに

ふと頭に浮かんできたのが

 

「ああ、26年前、確かに俺はここにいたな。」

 

という言葉でした。

 

そんなの当たり前じゃん!

と思われる方もいるかもしれません。

 

でも、ふと、そこにいた自分の存在

そのものに意識を向け、

そこにいたという事実に焦点を当てた瞬間に

めちゃくちゃ自分のことが愛おしく

感じたんですよね(笑)

 

伝わりづらいかもしれませんが💦

自分は確かにそこにいたという

時間軸での事実に焦点を当てた瞬間、

自分の存在は当たり前のことではないと

感じることができ、

自分の存在に感謝の気持ちが溢れてきたんです。

 

時には人は思い詰めると消えてしまいたいと

思うこともあるでしょう。

 

でも、どんな状況であれ、

そこにいた自分の存在に意識を

向けてみるように心がけてみる。

 

そうすることで過去の捉え方に何か変化が起こり、

自分がそこにいたという大前提の事実に気づき、

あなた自身への捉え方と、

ここからの人生に変化が起こるかもしれませんね。

 

今日もあなたの未来を信じています。

 

石井慎太郎