いつもブログを読んでいただきありがとうございます。

生徒や学生たちの未来と今を一緒に考えて創る キャリアピット>> の池辺 博です。

 

毎年ですがGW明け頃より高校1年生のお子様を持つ保護者の方からの相談が増えます。

 

「10月~12月にかけて文理選択を決めていかないといけないのですが、

子供が何も考えていなくて。。。」

 

「どうしたら良いですか?」

「何をしたら良いですか?」

 

という相談内容が多いです。

 

 

正解はないのですが私がお薦めする方法の一つは

「まず、自分のことを知る。そして一人一人が持つ個性や得意なことを生かせる

将来なりたい夢(働いてみたい職業)を仮でも良いから決めて、

その職業になる為の知識や技能を身に付けられる進路を選ぶ」という方法です。

 

数学が苦手だから文系。英語が苦手だから理系。

というような消去法的な選択を否定はしません。

 

ですが大学生の就職活動のサポートや就職後の若年者のキャリア相談や支援をしている中で

「高校生の時にもっと将来のことをしっかり考えておくべきだった。。」

「進路選択をちゃんと考えていれば今の人生は変わっていたかも。。」

と話される方が少なくないのも事実です。

 

 

「働いてみたい職業が変わってしまったらどうするのですか?」

と聞かれることもあります。

 

色んな経験を重ねて、知識も増えるに従って、

又、時代背景も変化する中で、将来なりたい夢が変わることはありますが、

都度修正していけば良いとお答えしています。

 

実際に文理選択後に希望する仕事が変わってしまっても、

学校の勉強とは別に独力で勉強して希望の大学(学部)に入った学生もいます。

 

そんな学生たちの夢の実現の応援をしたいので

大学生の就職支援や若年者のキャリアサポートのお仕事もさせて頂いています。

 

 

中学校や高校での社会人講話(仕事紹介)やキャリア講話の冒頭で、

絵を使ってこんな話をします。

 

りんごとみかんとバナナしか知らない子供に、

「今日はどんな果物が食べたい?」と聞いたら

「りんご!」「みかん!」「バナナ!」「食べたくない、、」

のどれかしか答えられないよね。

 

「メロンが食べたい!」とは答えられないですよね。

だって知らないんだもの。

 

 

将来の夢(やりたい仕事)を考えるにはこの例のように

ある程度の情報(仕事の知識)がないと決められないです。

 

高校生が知っている職業は、身内が就いている仕事や普段の生活の中で見聞きする仕事、TVやネット動画、漫画等で観たことがある仕事といった所だと思います。

 

なのでまず「世の中にどんな仕事があるのか?を知る」ことが大事です。

 

個別のご相談では最近のお薦めの本やサイトを紹介しています。

下記リンクは過去のブログですが参考にしてみてください。

 

高校1年生に向けた『文理選択』の記事を投稿しました!>>

 

 

そして次は「自分の興味や適性、得意なことを知る」ということです。

こちらは適性試験をして、それを叩き台として自分にあった仕事を考えてみるということをします。

 

「適性試験なんか不要!親が子供のことを一番理解している!」のが理想ですが、、

学校や塾、クラブ活動等の家の外での姿を親は見てはいないですし、

反抗期をむかえて家ではあまり会話がなかったり、

ゲームやSNSで部屋に閉じこもっていることが多かったり、、

一番理解出来ていないのが親なのかも知れません(私も含めて)。

 

注意事項としては「適性検査の結果をそのまま受け取らないでください!」です(笑)

 

まだ働いた経験もなく世の中のことをよく知らない子供たちですから

適性試験の結果は毎回変わってもおかしくありません。

 

結果をベースに色々と質問したり、一緒に考えたりしながら

その子供が持つ適性の方向性や得意なことと苦手なことを確認します(そこにノウハウがあります)。

 

ここはキャリアカウンセラー等の専門知識を持っている人に依頼してください。

進め方は下記リンクにある過去のブログを参考にしてみてください。

 

高校1年生に向けた『適性検査等からの文理選択の進め方』の記事を投稿しました!>>

 

そのようなステップを踏んで、子供たちが

「面白そう!」「やってみたい!」という仕事がいくつか見つかったら、

それらの仕事について詳しく調べていき、その知識や技能を得られる近道

就職なのか、専門学校なのか、文系に進学なのか理系に進学なのか、

を決めていきます。

 

その仕事をする自分を想像してみて『わくわくする!』という気持ちになるか?

がポイントです。

 

ここまで進めてやっと、進路選択や文理選択が出来ます。

 

 

調べたり、見つめたり、考えたりする時間が必要になります。

 

1学期の期末試験が終わった後から、そして夏休みの間に

子供に任せっきりでなく、ご家族や知り合いの方の体験談などを交えながら伝えて、

ご家族みんなで協力しながら進めて行って欲しいなと思います。

 

【高校1年生】夏休みのお薦め動画>>

 

 

詳しく知りたい方はZOOMでお話させて頂きますしご支援もさせて頂きます。

こちら>> よりお申込みください。

(高校生向けですが保護者の方からのご相談も可能です)

 

 

過去のブログの『進路選択・勉強』に関するブログの一覧です。

参考に覗いてみてください。こちら>>

 

 

現在キャリアピットでは1人でも多くの中学生や高校生、大学生たちが、

やりがいを持って、社会に貢献出来てワクワクする!

そんな素敵な仕事と出会って進路を決めて、人生を歩んで欲しい!

という思いを込めて、キャリア支援事業を行っています。

 

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キャリアピット>>  池辺 博