古橋博正@レバレッジ経営学 -14ページ目

古橋博正@レバレッジ経営学

日本経済の停滞低迷は中小企業420万社(全会社数の99.3%)の停滞低迷は企業モデルが時代にあっていない旧型であることが原因。中小企業は旧来運営から新型運営にシフトが急務。新型企業モデルレバレッジ経営学は1000社以上の実績から誕生した社員30名未満特化型の経営学です

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国税庁の発表で赤字が7割

中小企業金融円滑化法にて現時点で30万社以上に90兆円貸し出し中

そのほとんどが返済不可能な状況。政府は先送り案を現在検討中。

 

この状況でまだ現在の企業運営が時代にあっているといえるでしょうか?

経営者の方はすぐに手を打たなければいけない問題ですし

社員の方も今までの社員意識から脱却する思考をもたなければ

倒産、失業や給与減候補になることはもう間違いない待ったなしの状況です。

 

では、レバレッジ経営の構造部分としてどうすればいいのか??

ズバリお答えしましょう。

 

正社員から全員業務委託契約にするこれが一番の解決策です。


夫婦で働いているなら自分達で会社を設立してその会社から

出向して契約にするのです


そううは言っても、正社員でなくなるのは不安だと感じる人もいるでしょうが

もはや正社員でもリストラを避けられない状況になってきています。

 

今黒字の会社にお勤めの社員や経営者だって、5年後の先は見えません。
 


それでも正社員は安定だという正社員安定神話に洗脳されている

方も多いと思いますが、この正社員安定常識思考を捨てないと

自分で食べていけなくなる状況になりかねません。

 

経済がより悪化すれば、どんな大会社でも

もう会社の存続すら危うくなりかねない。

いくら解雇規制があっても、現実的にはもう正社員を

切らないわけにはいかないでしょう。

「全社員委託契約の契約にする」というこの考えは


一見きびしいようでいてむしろ「思いやり」のある案だと思います。

 

このまま正社員として雇い続けて、もし会社の業績が

どんどん下がっていけば

会社はどんどんリストラしていくしかなくなる。


切られた正社員も、何も準備がないまま放り出される格好になってしまう。

しかし、いまの段階で業務委託にしておけば、雇用は継続されるし

社員のほうも気持ちを切り替えて、別の仕事を始める余裕がまだある。


仕事の掛け持ちはリスク分散になるし、また業務委託契約のほうが

会社側は正社員のように手厚い保護をしなくていい分手取りは

むしろ増える可能性もあるのです。

 

そして何よりもいいのは、会社との関係が契約ベースになれば
個人事業主にせよ会社化するにせよ、立場としては「経営者」になること。

 

経営者になれば、ビジネスパーソンとして格段にスキルアップしますし

社員の立場からは見えなかった「風景」が見えるようになる。

結局のところ、市場経済とは「売買」であり「交換」なのだから

自分が提供した価値と、自分が受け取るお金は
大体つりあっていなければおかしい。

 

市場の競争にさらされない安全な環境に長くいると

自分の提供する価値に鈍感な、競争力の低い人材になりやすい。

まだ会社が倒れていないいまのうちから

会社との関係を契約ベースにすれば

社員の側も、会社の側も、市場競争力が高まる。

 

こういう動きが拡大して

大企業から独立する人が増えてくれば、日本はかなり面白くなります!


これがレバレッジ経営の構造の骨子の思考となります。

あまり聞かない発想かもしれませんが

中小企業経営者には7割は賛同頂いている考え方です。


2012年の年末に経営合宿でご一緒させて頂いたあの有名な

佐世保バーガー創始者の吉村氏にもこのお話をさせて頂いたところ

ご賛同頂いた経営思考です。


株式比率100%の経営者の方がもし読者にいらっしゃったら迷わず

この仕組みにシフトするべきでしょう。

とはいえ、やり方や進め方を間違えると会社のバランスが崩れますので

お気軽に相談頂ければと思います。


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