悩みはキャリアコンサルタントだから話してもらえるわけではない
■悩みはキャリアコンサルタントだから話してもらえるわけではない
2級キャリアコンサルティング技能検定合格対策講座の橋谷です。
今日も、キャリアコンサルティング技能検定面接試験評価項目から関係構築について。
自分がキャリアコンサルタントになると、ついつい忘れがちなことです。
キャリアコンサルタントだから、悩みも困っていることもその状況も気持ちも、話してもらえるわけではないのですね。
キャリアコンサルタントの勉強をして、ロールプレイをしていると、ついつい忘れてしまいがちです。
ロールプレイでは、たとえ相手が知らなかった人だとしても悩みを話してくれますよね。
仕事でキャリアコンサルティングをしていると、日々悩み相談を受けているから、悩みを話してもらえるのが当たり前になっていませんか。
逆を言えば、あなたは全く知らない他人に自分の悩みを話せますか?
話せる悩みと、話せない悩みとがあるのではないでしょうか。
悩みと一口に言っても、その内容や悩みの深さや気持ち感情によって、悩みは千差万別です。
人に話せる悩みもあれば話せない悩みもある。
それは、悩みの内容だけでなく、悩みを話せる相手か、相手との関係性もあります。
あなたも、これは〇〇さんには話せるけれど、●●さんには話せないとか、ありますよね。
相手により、相手との関係性により、話せることと話せないことがあります。
キャリアコンサルタントとして問題解決に携わるのであれば、問題解決のために悩みを把握することが必要になります。
その悩みは、誰にでも、つまりあなたに話せる悩みかどうか。
ここは、よくよく考えていただきたいのです。
キャリアコンサルタントだから悩みを話してもらえるわけではない。
私自身も常に心にとめている言葉です。
それでは。