関係構築は自然にできるわけではない
■関係構築は自然にできるわけではない
2級キャリアコンサルティング技能検定合格対策講座の橋谷です。
このブログの記事には、ひとつひとつテーマがついています。
テーマをつけるのは選択肢から選びます。
ときどきテーマと中身がずれているのでは?と思うことがあるかもしれませんが、ズレてはいないのですね。
日曜であっても何でも、技能検定対策として伝えたい内容があり意図があって書いています。
その裏まで読み取れるようになると、さらに面白くなってくるとは思います。
さて。
キャリアコンサルティング技能検定面接試験の評価項目の一つに、関係構築があります。
この関係構築、とても難しい。
ロールプレイは知っている人たちと練習するので、なかなか関係構築をつかみにくいというところがあります。
また、関係構築のポイントまで意識したクライアント役ができていないというのもあります。
それは当たり前。
受検生がクライアント役をやっているからです。
受検生がクライアント役をやって関係構築のポイントがわかってできているなら、合格しているでしょう。
合格しないということは、できていないということなのです。
出来ていない者同士での練習は、限界があるということです。
だから関係構築は、特にロールプレイ以外で練習の必要がある項目です。
いや、私に言わせると、関係構築だけでなく、基本的態度も問題把握力も具体的展開も、すべてロールプレイだけでは足りないのです。
他の勉強や練習が必要です。
数回のロールプレイでできるほど、自分の実力はあるのでしょうか。
実務レベルのキャリアコンサルタントになるのは、そんなに甘くも簡単でもありません。
関係構築とは何か。
うなずきや相づちのことでもありません。
もっと深く考えて、トレーニングして、誰が来ても関係構築ができるようにしていきましょう。
それでは。