論述は問1をいかに早く書きあげられるかが最初の関門
■論述は問1をいかに早く書きあげられるかが最初の関門
2級キャリアコンサルティング技能検定合格対策講座講師の橋谷です。
2級キャリアコンサルティング技能検定の論述試験では、問1を軽視しがちです。
問1を軽視しがちというよりは、問2や問3といった後半に気を取られてしまい、最初の問題は軽く考えがちといったほうが近いかもしれません。
でも、論述対策セミナーで実際に皆さまに問題を解いていただくのを見ていると、問1に時間をかけている人が多いのです。
皆さまが問題を解いている間、私は時間を計りながら静かに皆さまの様子を見ております。
そうすると、最初はもちろん問題用紙を読んでいるのですが、問題用紙を読んでいてなかなか書き出さない。
もしかしたら最初に問題を読みながら、全部の問題の解答を頭の中に思い浮かべて、自分の中で固まった解答を解答用紙にまとめて記載しているという人も、いるのかもしれません。
でも、頭の中ですべての設問の解答をまとめられるのは、ごく一部の人なのではないでしょうか。
だれもが、最初に問1の設問を読んで問1の解答を答えます。
問1の解答を考えながら、続く設問の解答内容が頭の中に思い浮かぶこともあるとは思いますが、それはいったん置いておいて最初の問いに答えているはずです。
そして、設問は後半に行くにつれて難しくなるのですが、なぜか最初の問1の解答に時間がかかる。
えっ?と思う人は、過去問を解くときに、自分が問1の解答を書き終わったときの時間をチェックしてみてください。
思ったよりも時間がかかっているはずです。
ということは、ココの最初の問の解答が短縮できると、より難しく解くのに時間が必要な後半に時間を使えるということです。
自分が考えiるよりも問1の解答に時間を使っていますから、とにかく問1を書き上げるまでの時間を計って過去問題を解いてみてください。
スタートダッシュが肝心です。
それでは!
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