『子どもの頃の、ワタシの夢』
どうも、橋谷です。
子どもの頃の夢の話、思い出せそうですか?
あなたに思い出してねというからには、ワタシも思い出さねばなりません。
とはいうものの、ワタシは、子どもの頃は、夢はありませんでした。
大人になったら、何になりたいというのは、まったくなかったんです。
だからって、現実を見て、さめていた子どもというわけでもありません。
ワタシは、子どものころは、体が弱くて病院通いばっかりしていました。学校も、あんまり行っていなくて。
気管支喘息とか、アレルギーとかなのですが、そのせいもあって、大人になると誰も思ってなかったんですね。
両親もそうだし、本人も思っていなかったんです。
だから、大きくなったらお花屋さんになるとか、ケーキ屋さんになるとか、大人になったら何になりたいとか、考えたことはありませんでした。
そこでよくありがちなのが、普段から接していたお医者さんや看護師さんになって、自分も人を助けてあげたいというもの。
でも、自分がお医者さんになるとか、看護師さんになるとか、思ったこともありません。
ワタシは母が看護師でして、小さい頃は新聞配達とか、ヤクルトレディとかしていたのですが、ワタシが小学校2年、妹が幼稚園から小学校に上がったときに、看護師に復帰します。
そういう母の姿を見ても、自分が母のようになるという意識は、まったくありませんでした。
子どものワタシは、ただ今を生きること、病院に行って、注射や点滴をして、発作を止めること、よくなることだけに、ただただ必死でした。
夢のない子どもが、大人になったらどうなるかの、見本のような子どもかもしれません。