いかがおすごしでしょうか。橋谷です。
ずいぶん前のテレビ番組ですが、公務員試験を受ける人の参考になればと思い、ブログに書いてみます。いかにテレビ好きかは、置いておいてください。。。
2009年7月9日放送の、TBSがっちりマンデー。タイトルは、ついに潜入成功!○秘「経済産業省」「日本を儲けさせるお役所」の意外なお仕事とは?
ずいぶん前のテレビ番組ですが、経済産業省の仕事を知る機会もないと思うので、書いておきます。
経済産業省
大事な仕事は、「法案作り」。各省庁で作られる、日本の経済を良くするための法律を、まとめる仕事です。
まず、出来上がった法律に対して、様々な過去の法律を調べて、中身が食い違わないようにしたり、言葉の使い方を統一できるようチェックします。
次に、読み合わせをします。この原案を、審査官がチェックします。このとき面白いのは、送り仮名がある漢字の訓は、音読みで読んで統一していきます。
その後、最終審査、内閣法性質での審査、審議、国会にかけられて成立となります。
国会でお目にかかるまで、ずいぶん色々な過程を経ているんですね。
他にも様々な仕事があります。
例えば、石油の確保。
世界の天然ガスである石油資源を調達するためのサポートをしています。予算700億!で日本近海の石油も探しています。
基準認証政策課では、1万種類以上ものJISマークにつかう基準、つまり物の基準を決めています。物の基準を決めるだけでなく、日本の基準を、世界の基準にするために、国際会議でアピールするのも大事な仕事。
非常口のマークや、QRコードは、日本の基準が世界基準になったんですって。知っていましたか?
特許審査室では、物づくりする人の権利を守る特許の仕事をしています。審査官1700人で、特許が何の役に立つか、同じものはないか、近いものから簡単に出来るものは排除するなど、申請された特許の審査を行っています。この審査、1日に1つしか一人で出来ないほど大変。中には、一人で70件以上担当する審査官も。
似ている仕事では商標調査。商品、サービスを何に使うのかを決めています。商標調査は、同じ商品でも使う用途が違えばいいそうです。
こういった皆さんの努力で、公開特許は、ネットで誰でも見ることが出来るようになっているんですね。
他にも、まだまだ多くの仕事があり、経済産業省と一口に言っても、本当に数多くの仕事を請け負っているんだと思いました。
公務員試験を受ける方は、参考にしてくださいね。
ちなみに、文部科学省もがっちりマンデーで取り上げられました。まだお役所仕事の紹介は続くようなので、公務員希望の方は、今後も要チェックですよ。