めざましテレビで、長野の自立時支援塾の様子が報道されていました。
職員6名で、塾生28人の面倒を見る。内7名が寮生活をしています。
一人 28万6千円、年間300万の補助金が人件費に、参加者の親からの負担金12万を授業料などにあてています。
借り上げアパートを寮として、毎日職員が泊まり、寮生と話しています。何かあったときもすぐ対応できるようにしています。
食事当番が作った食事を、寮で毎日一緒に食べることでコミュニケーション能力を身に付けています。
授業は、コミュニケーションや社会性を身に付けていくもの、それに近所の農家に行くなどの就労支援もあります。これらの集団生活を送ることで社会に適合する能力を身に着けていきます。
この塾では、卒業生33名中30名が就業中。成果としては、あがっています。
事業仕分けで廃止と言われましたが、すぐに解決できない問題もある。入塾までにすぐに至らないことも多いと言います。それはそうですよね。今まで引きこもっていたり、社会に適合できなかった人が、すぐに社会生活に入れるかと言えば、そうではない。入塾したいと思っても、来るまでに色々な心の葛藤を抱えている。時間はかかるんですよね。
この方は、支援が打ち切られても活動は続けていくと言っていますが、実際に事業仕分けの結果を受けて、入塾を見合わせる方も、出てきているそうです。
時間は掛かる、人は必要。という実際に携わっている方の意見もわかりますが、だったらボランティアでというのが現実ではないでしょうか。
もちろん必要だとは思いますが、時間もかかりすぎているのも事実。長く続けていくために社会にどう適合していくかを、各施設で考えていく必要もあると思います。
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