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わたしは短期大学を卒業した二十歳の時に

大手メーカーに就職しました

 

 

 

選んだ理由は、2つ。

海外事業部があったので、

将来英語を活かせる仕事につける

可能性があると感じられたこと

 

 

 

そしてもう一つは、

平均勤続年数が長かったので、

「働きやすそう」

感じられたことでした

 

 

 

(当時、バイト先の社員さんに

仕事が遅いといびられていたので、

ここは外せませんでした(笑))

 

 

 

1週間の本社での研修を終えたら、

次は配属先の支店での研修です

 

 

 

私が営業アシスタントとして

担当することになっていた得意先の売上が

月1〜2億あったこともあり、

担当講師の係長が「1億円」という

金額の大きさについて教えてくれました

 

 

 

その時係長が仰った一言が

30年近く経った今でも、

忘れられません!!!

 

 

 

「1億円って言うのはね、

[私の旧姓]さんが

一生働いても稼げない金額だよ」

 

 

って

 

 

 

その時はね、

 

「確かにわたしには稼げないわ・・・

そんなところをわたしが担当するなんて・・・

わわわわわぁ・・・」

 

ぐらいにしか

捉えられていなかったんですが、

 

 

 

今思うと、この一言には、

その時代の価値観や

その会社の考え方が

凝縮されているんですよね!

 

 

仮にですよ・・・

 

年収250万円だったとしたら、40年(60歳)

年収300万円だとしたら、約33年(53〜54歳)

年収400万円だとしたら、25年(45歳)

年収500万円だとしたら、20年(40歳)

 

で達成できるんですよね!

 

 

 

なのに、なのに・・・です!

 

 

 

そう!「女性が一生働くこと」は、

全っ然想定されていないんですよね!!!

 

 

 

確かに、わたしの5歳くらい上の先輩方は

寿退社なさっていましたし、

わたしがいた支店では、

産休を取る方もいらっしゃいませんでした

 

 

 

20代後半で未婚の先輩は、

とっても肩身が狭そうに

されていました

 

 

 

女性がクリスマスケーキに

例えられていた時代に

生きてきた方です

 

 

 

今では考えられませんね!!!

 

 

 

(②につづく)