新しい年が始まりました。

けあかんぱにーは、今年もわんちゃん、ねこちゃん達のために

そして、幸せな暮らしができるよう飼い主さん達を応援していきます。

 

 

今回のブログは

年初めのブログなのに申し訳ありませんがご報告があります。

 

自宅で一緒に暮らしている

マルチーズのアトムが本日9時22分ごろ

18歳と1カ月でなくなりました…。

 

出会いは16年前の行動問題の

カウンセリングでお伺いしたお宅でした。

マルチーズが2頭いて室内でのマーキング、吠え問題と

マルチーズらしいと言ったら変ですが行動問題の相談でした。

 

色々あり、2頭一緒に暮らすことが困難と言うこともあり

私の自宅で「男の子のマルチーズ1頭」と一緒に暮らすことになりました。

この子がアトムです。

 

最初は、ビクビクしていてクレートに隠れてしまうような子でした。

チャイムが鳴ると吠えてフリーにしているとマーキング…。

 

とりあえずは、慣れるまで自由気ままな暮らしをさせていました。

少しずつ慣れてきたアトムは、素晴らしい番犬に(笑)

 

慣れたということもあり

基本的なしつけを行い

問題の修正を行いチャイムが鳴っても「静かに!」と言うと

静かになるようになりました。

※この時の映像は、ビフォーアフターと言う形と修正方法として

 私が書かせていただいたe-book(電子書籍)で

 付録のDVDにも載りました。(懐かしの映像で保存版です)

 

トイレで排泄ができるようになってからは、フリー生活が始まり

とても幸せそうでした。

何歳になっても学べると言うことも学ばせてもらいました。

 

ここ一年は

高齢犬としての行動が多くありましたが

本当に本当に食べることが大好きで病気もしない

親孝行な子でした。

 

アトムには改めて高齢犬に対する対応の仕方や行動など

多くを学ばせてもらいました。

 

このことが、今の高齢犬カウンセリングや

高齢犬に向かっていく動物たちへの早めの対応の仕方などに

とても役に立っています。

 

「高齢犬だから」と言う言葉に惑わされてはいけないこと

高齢犬で仕方のないことももちろんありますが…。

 

一度食欲がなくなり

起き上がることもできなくなることが数日ありました。

ここで覚悟を決めなければ…と思いたくない。

 

病院でも無理な処置をしていただくのではなく

獣医師と相談をさせていただきながら体調を良くする

きちんとしたサプリメントや水を使うようにしました。

 

日頃より様々なわんちゃんたちの行動問題に対する意見や

高齢動物、お預かりの子などの件で相談をさせていただいている獣医師です。

 

 

食べること、動くことが大好きなアトムでしたから

高齢犬だからあまり動かさないようにと言うことではなく

食べられるようさまざまな工夫をして何とか食べられるようにし

芝生の上で補助を入れながら歩かせるようにもしました。

 

その結果

少しの支えで芝生を歩きながらおしっこをしたり、うんちをしたり

歩きもしっかりしてきていました。

 

高齢犬でも本人(本犬)は一生懸命生きようとしていること

飼い主さんとのふれあいや食べることも動くことも、きれいにしていたいことも

普通に求めています。

本当に普通にです。

 

みなさんも

普通でいたい高齢犬たちの声に耳を傾け

最高の最期を迎えられるように手をかけてみてください。

 

後悔をしないためにも

今、あなたの大切な高齢の子に何をすることができるのか?

高齢に向かっている8歳くらいの頃から何をするべきなのか?

知ってあげてください。

 

本当に

大切な子がなくなることはさみしいことですし

もっとできることがあったのではないかと悩むこともあると思います。

 

私自身

今回は、100%とは言えませんが

できることをすべて行えたのではないかと思い後悔はありません。

残念ですし、さみしくて仕方ありませんが…後悔はしていません。

 

最後の最期まで

様々なことを学ばせてくれたアトム

長く長く生きてくれたアトム

後悔をしないように何をすれば良いか教えてくれたアトム

 

心から 感謝とありがとう!

多くの高齢動物と飼い主さん達のために生かせるようにしていくから

ゆっくり休んでね。

 

アトムと同い年で18歳のけあかんぱにー会長は

まだまだ元気です!!

けあかんぱにーのロゴマークのねこちゃん

Tabbyです。

 

 

アトム 宙理 Tabby(左から)

懐かしの写真です。