先日「駐妻Cafe」でのオンラインイベントでも
また 以前から講演会やセミナーなどでも
カウンセリングへの色々なご質問を頂く事があります。
そこで今回は、カウンセリングへのご質問の
お答えを書いて行きたいと思います。
質問は色々あり、長くなるので
今日は 第1回目です。
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Q1 精神科や心療内科とカウンセリングの違いは何ですか?
A 精神科、心療内科では、お薬の処方が出来ますが、
カウンセリング(カウンセラー)では、お薬は出せません。
また精神科領域とカウンセリング領域では、
病気や症状の内容が違います。
Q2 カウンセリングとコーチングの違いはなんですか?
A コーチングは現状を把握し、未来に向けて目標設定し進めて行きます。
カウンセリングは、現状が落ちている状態、落ちて来て居る状態です。
それをニュートラルな本来の自分自身へ戻して行きます。
今の自分で良いんだ、と自己肯定出来る様にして行き、
カウンセリングでも未来の設定はして行きます。
Q3 カウンセリングが必要な時は、どんな時ですか?
A まず体調に表れ、病院では何も問題が無いと(内科などで)
言われた時は、メンタル系が多いです。
眠れない、食べられないが1週間も続くようなら、
是非 カウンセリングをお勧めします。
誰か話す相手が居て、その方と話せば気が休まり、
落ち着ける、などが、あればまだ大丈夫でしょう。
けれど、その様な相手が居ない。(心を開け話せる相手)
話す事で相手に否定されたり、逆に気分が落ち込む様な
逆効果を続けて居る場合もカウンセリングはお勧めです。
自分らしく生きられないと感じた場合、
辛さ、悲しさ、苦しさ、怒りなど、自分の感情のコントロールが出来ない。
そんな方にもカウンセリングをお勧めします。
Q4 カウンセリングはどれぐらい時間(月日)が掛かりますか?
A これは個々のお話の内容に寄りますが、
問題が起きてから時間が経って居ない、
問題をちゃんと把握できている様な場合は
1回で終了する事も多いです。
けれど、長い間問題を貯め込んで来た、感情を押さえて来た、
問題がいくつもあり、それが複雑に絡んでいる、などは
時間は掛かります。 3か月~半年ぐらいと考えて下さい。
ただし、精神科系の病気が絡んだ場合は、長期になる場合が多いです。
また早く良くなりたいお気持ちはわかりますが、
急がない事です。 なぜなら、中途半端に、その場だけ良くしても
必ず同じ様な問題がまた起きてしまいます。
時間を掛けても、しっかり治す方が良いと思います。
Q5 カウンセリングを受け良くなれば、2度と必要なくなりますか?
A これも人それぞれですが、人生先の事は誰も分かりません。
どんな事が起きるか? その内容により、2度3度と受ける方も
もちろん いらっしゃいます。
けれど、それは悪い事ではありません。
お気持ちに整理を付けて、気分良く過ごされる方が
我慢したり、無理をしたりして居るより
良い生き方に思います。
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またカウンセリングへのご質問の記事は書いて行きますね。
そして 何かご質問があれば、どうぞお気軽に
ご質問下さいね。 お待ちして居ます。
ケアカウンセリングオフィス
美子 フィッシャー
infocarec@yahoo.co.jp