お世話役さん
駐在員のご家族のお話です。
現地にそこそこ長く住み、
ご主人も会社で、ある程度の立場に居て、、
となると、新たに赴任になったご家族の
お世話役の様な方がいらっしゃる場合があります。
奥様の得意不得意や、好き嫌いに関わらず
お世話をせざるを得ない、、って場合もあるでしょう。
また逆に そんな駐在の先輩には、
ある程度 敬意を表したり、ご挨拶はちゃんとしておいたり、
なかなか難しい物があるかもしれません。
以前、このお世話役さんの奥さんの
カウンセリングをした事があります。
新しいご家族が来て、慣れない海外生活の
準備やお世話をしても
先に帰国が決まり、帰ってしまう。。
そしてまた新たなご家族が来て、、お世話をし、、
また先に帰国されてしまう、、
その繰り返し。。。
誰も自分の事をお世話してくれたり、
考えてもくれない、、、と。。。
仲良くなっても早々に帰られてしまったり、
帰国すれば、もう現地での事はすっかり忘れ、、
自分の事も忘れられて行く。。。と。。
ご主人に相談したり、話しても
｢しょうがないじゃないか｣ の一言。。。
自分は何なんだ？
自分は何の為に、人のお世話ばかりして
1人取り残されてしまうんだ。。。 と。。
忘れられてしまうのはまだしも、、
誰も 感謝もしてくれないし、
声も掛けてくれない。。。 と。。
その上、自分達の帰国が全然決まらない。。
日本への思いも、、次には 日本への不安に変わり、、
寂しくて、辛い日々を送られていました。。。
お気持ち凄くよく分かります。。
寂しいし、何だか虚しいお気持ちで
1人で海外で頑張って来られたんですよね。。
お話を沢山お聞きして、
無理をせず、ご自身をいっぱい褒めてあげて、
ご自身へご褒美を上げましょう！
１つのご家族をお世話したら、ご自身にも１つご褒美。
そして 帰られた方も、必ず覚えてくれています。
感謝してくれている人達は沢山居ますよ。
必ず誰かがちゃんと見ていてくれます。
そして 1番見ているのは、自分自身です。
いつか必ずご自身の為になっていた事が
分かる時が来ますよ。 絶対です！
ご自身が成長したなぁ、、と 思うときが
必ず来ますよ。 本当です！
あなたにお世話されて助かった、良かった、、って
思っている方が沢山いらっしゃいますよ！
でも無理をしないでね。
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ケアカウンセリングオフィス
美子 フィッシャー